Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

贖罪の生贄というかね。

和田社長の退任に伴って、10年以上に渡った政権に対する感想や評価がネット上で散見されます。その中でも比較的、「ただの悪口ではない」記事を2つほど。
和田社長はリストラを行っているために、社員を大切にしないというイメージも付いてしまいましたが、率直にいってゲーム大手でリストラをせずに済んでいる企業の方が少ない(段階的に細かく切っているので、目立たないだけという会社もある)ので、その1点をもって社員に冷淡と言い切るは、幼い論理でしょう。まー、辞めさせられた人達からすれば納得いかないかもしれませんが。

企業しかり、産業全体しかり、成長期は人をたくさん入れて案件数を拡大して急激に売上を上げていくことが求められ、成熟期になれば、効率化を推進して利益を確実に上げられるようにし、衰退期になれば、時代に適応できない人材は放逐していく。

それはどこの産業でも同じなんであって、そもそも入社して定年まで安定して食えるなんて考えるほうが異常です。

超安定企業の代名詞である任天堂にしたって、本体の正社員という聖域には手をつけていないだけで、ブラウニーブラウンのような100パーセント子会社の再編を推進しており、広義のリストラは始めてるわけです。リストラ=社長が社員を大切にしてない、というのは現在の日本の産業界を振り返れば、ただの甘えでしょう。

どちらかというと、上記の2つの記事が共に指摘するように、切るべき人や部署を切れなかった、というのが適切な評価でしょう。
和田さんの失敗・欠点は、むしろ開発者を愛して大事にして、信頼しすぎてきたこと。
切るべき時に大物や大型PJを切るに切れなかった優しさが、あれほど正確な分析と判断が出来ていたのに、会社を傾ける結果に繋がってしまった。
信じるべきではない人間を過剰に信頼しすぎてきたがために、社内の人間関係を複雑にして、PJ経営を難しくしてしまった。
もっと和田さんが冷酷な人間で、ゲームが嫌いで、オタクなんかクソだと思ってくれていたら、社員ならそう思うはずだろう。
で、本来ならばそうした人物こそ切るべきなのだが、それをしない。

リストラなどを実行している和田洋一社長が、なぜそうした人物を切れないのでしょうか?

情があるから。

情ですか?

旧スクウェア時代に人が去っていく中、残ってくれたのがそうした人物なので。さすがに情がある。
また、仮にそうした人を切ったところで、後釜がいるか、と言われるとそうでもない。となると、残さざるをえなくなる。
その結果、今の状況がある。

また、まこなこさんが指摘するように、和田社長が推進した新事業が2つとも結果を出せなかった、というのも今回の引責に影響していると思われます。

タイトーの買収に伴うアミューズメント事業、アイドスの買収に伴う海外事業。今期の決算に負のインパクトを与えたのがその2つの事業で、まー、これで責任を回避するのはさすがに厳しいでしょうね。

ぶっちゃけ、あれこれと会社を買ったり、作ったりする割りに、ほとんど失敗してるんですよね。社内の開発者に路線転換させることができず、説得できないし、甘やかしてしまうから、自分のハンドリングしやすい相手を欲して、会社の買収に走ってしまう。

社内に政治基盤を持たない社長の直轄部隊というのは、基本的に駄目になるというのが定説なんですよね。だってただの自慰行為だもんね。


まー、それは次に引責辞任する事になりそうな某社長にも言えるんですが。
社内に政治基盤を持たないから、社内の人間を寄せ集めて直轄部隊を編成したり、特定のクリエイターや開発会社を甘やかして「聖域化」してしまう。しかしそんなもん、上手くいくわけないので、むしろ失脚の要因を作り出してしまうんですよ。

時代遅れのネットワークサービスや本体ソフトウェア、実用系ソフトブームが去った後も脳トレの続編なんぞに3年近くも時間を掛けたり、自己満足にすぎない本体内蔵ソフトを作ってばかりいる開発部隊……。ソフト作るたびに製作チームを解散せざるを得ないアレなクリエイター。タイムマシン戦法以外では大したサービスも作れないネットベンチャー。

一言でいって糞なわけです。
その糞を放置して、積み上げてしまった糞の山が3DSやWiiUなわけでしょう。

糞は放っておいても黄金にはならんのですよ。
社長の傘の下で自分達を甘やかしてきた、糞のまま変わろうとしなかった糞も問題。糞の山を糞のままにし続けた自慰行為の好きな糞のお山の大将も問題。糞な馴れ合いがそこにあります。
プンプン臭うぜ、マジで。


社長なんて自分の責任ではない事でも全部責任を取らなきゃいけない立場で、孤独なもんです。だから、自分の足元の糞の山を愛しちゃうのもわかるんですけど……ね。

だって他の役員なんて、誰も覚えてないでしょう。スクウェアエニックスの和田社長以外の役員をパッと言えるファンって、どれだけいますか? 任天堂の社長以外の役員をパッと言えるファンってどれだけいますか?(宮本茂氏は役員としてより、クリエイターとして著名なので例外とすると、他の役員の名前、パッと言えますか?)

どんだけ神君と賞賛されても、数年経って業績が傾けば、たいして関係ない事も含めてぜーんぶ罪をおっ被せられて、贖罪の生贄として捧げられちゃう。雇われ社長なんてもんは、そんな末路です。神君のお膝元でござ~いとか、調子こいてた糞のせいで、足元滑らせてすっ転ぶ羽目になる。神君を糞の海に引き摺り下ろした原因達は、きっと何とも思わんのでしょうしね。

任天堂、4月のアップデートでのWiiUメニュー復帰改善を動画で紹介~20秒以上が10秒以下に
まー、こんな現状ですからね。やーれやれ。

そもそも本体メモリが2GBあって、システムに1GBも割り当てておいて、この現状は信じがたいですけどね。PS3のメインメモリとVRAM合算が512MBだってのに……。PS3はメインメモリとVRAMの合算512MBのうち64MBがシステムで、Xbox360は512MBのうち32MBがシステム。どんだけ技術力低いのよ、って呆れますよね……。

【GDC 2013】任天堂、Wii U「Miiverse」の活用事例を公開
毎年、大型タイトルの制作事例に関するセッションで人気を集めてきた任天堂だが、今年はセッション内容を目下売り出し中の最新ハードであるWii Uにしぼり、しかもゲームタイトルではなく、本体の機能、サービスの紹介に特化して、海外のクリエイターにWii Uのことをより認知して貰おうという未だかつてないものだった。

ただ、この任天堂の思惑とは裏腹に、今回GDC2013で実施された2つのセッションの反応はいまひとつで、いずれのセッションも空席が目立ち、奇しくもWii Uの厳しい現状を伝えるものとなった。
ま、そりゃそうです。誰だって糞の山には近づきたくない。
まともな物を作る以外ありません。


スポンサーサイト

«  | HOME |  »

2013-03

検索



カテゴリー

月別アーカイブ

最近の記事

最近のコメント

連絡先

RSSフィード

忍者カウンター

 

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。