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任天堂、2期連続赤字へ。国内の据置ゲーム機市場は将来的に実質消滅か?

WiiUの急失速にともない、任天堂が業績を下方修正しました。
200億円の営業黒字から200億円の営業赤字へ転落。2期連続の赤字決算となりました。

救いは為替差益により、経常利益、純利益が上昇したことでしょう。アベノミクス万歳! 岩田社長と熱狂的なファン達は安倍首相には足を向けて寝られませんね!

「天、我を見放さず……」といった心境でしょうか?

とはいえ、本業のもうけを示す営業利益が赤字という事で、岩田政権の進退もレッドアラートという所でしょう。さすがに万が一の3期連続赤字だけは避けたいところです。『ポケモン』新作の投入や、サードパーティタイトルの増加にともなって、3DSの国内ソフト市場がある程度盛り上がるはずですから、決算は多少の回復は見込めるはず。

WiiUの普及には課題が多いものの、3期連続の赤字はさすがに、ね。
いくら何でも、さすがに無いだろう、と思われます。もしそんな事になれば、辞任すべき事態です。ソニーの出井氏の晩節の汚れを笑えません。

無論、来期の赤字は回避したとしても、WiiUの普及に失敗すれば、経営責任は遠からず伸し掛かってきますから、ポスト岩田政権に向けた動きも少しずつ出てくるかもしれません。次世代3DS、次世代WiiUまで踏ん張ってほしい気持ちもありますが、それが許されない事態になる可能性も……。


任天堂IR: 2012年度Q3。メディア報道
任天堂:2期連続の営業赤字へ、「U」が年明けから失速
来期営業益1000億円目指す
大証で会見した岩田聡社長はUの販売動向について「年始以降は予想した勢いを保てていない」と発言。3DSが年末にソフトのヒットに恵まれなかったことも響いた、と語った。
岩田社長はその上で、円安傾向にある現在の為替水準を前提に、来期は1000億円以上の営業利益を目指す意向を表明。3DS向けに、けん引役となる自社ソフトを積極展開し、人気作「どうぶつの森」も今年の半ばまでに海外市場に投入すると語った。


WiiUという絶望とどう戦っていくか。
頑張ってほしいものです。

さて、しかしWiiUだけが問題ではありません。
新清士氏がソニーのPS戦略の課題点をいくつか指摘しています。
プレステは復活できるか ソニー、試される撤退戦

PS4に関する最大の懸念点は、PS4が本当に発売されるのかどうか、でしょう。もちろん出る想定でソフトメーカーを巻き込んで準備が進んでいますが、現在のソニーの経営状態で、しかもPSVitaが海外で普及の見込みが立ってない現状で、本当に出すんですか、というのは客観的には誰もが不思議に感じるところです。疑問に思わないのは、ゲーム機のことしか考えてないゲーム業界人と、一部のゲームマニアだけでしょう。

汎用品を中心に作っていることもあり、大胆な戦略転換を含めて、正式発表まで楽観視はできないな、と思います。それぐらい今のソニーの経営状態は悪い。アクセルを踏める体力は無いでしょう。ゲーム専用機よりもクラウド戦略を優先する決断もあり得るのでは、と思います。

Xboxについては日本が実質ハブられるというか、Xbox360発売当時ほどの気合はありません。国内市場ではPSとXboxが実質不参戦で、WiiUとPS3だけが残り、狂信的な人達が「競合がすべて逃げ出した。WiiU大勝利ィィィィィ!」と、オアシスの枯れ果てた砂漠で叫んで終わる・・・・という事態もあるいは?


そして大きなニュースもありました。
グラスホッパー・マニファクチュアがガンホーグループに加わることが発表
独立系のディベロッパーとしては国内有数のグラスホッパー・マニファクチュアがガンホーの傘下に入るようです。現在のガンホーの勢いと、その一方でコンシューマーゲーム市場の衰退を考えれば、理解のできる決断です。

2、3年前にはDeNAとGREEを中心に買収が繰り広げられましたが、今後はスマフォのネイティブアプリに舞台が移り、LINEを擁するNHN Japan(ハンゲーム)や『パズル&ドラゴンズ』を擁するガンホーのようなネイティブアプリ成功企業を中心に、業界再編が進んでいくのでしょうね。

任天堂やSCE、マイクロソフトといった古い勢力は、再編の流れからも置いてけぼりになり、次世代機を出しても、その頃にはサードパーティ各社があまりゲームを作ってくれない、という事態になりつつあります。無論、古い企業がそのまま滅びていくというつもりはありません。ガンホーもNHN Japanも、PCから携帯にシフトしていく中で、一時期は駄目扱いされてましたし、スマフォの台頭の時期にチャレンジができたのが大きい。

要はチャレンジができるかどうか。
例えば、ソニーは平井体制のもと、大胆な改革ができるかどうか。

任天堂は3DSとWiiUという過去のアイデアの使い回しに走ったのが失敗の原因です。まったく新しい製品を生み出せるかどうか。そして現政権でそれが可能かどうか、でしょう。DS&Wiiの成功も、山内政権から岩田政権へ交代した後の出来事ですからね。ポスト岩田政権への交代が必要かどうか。とはいえ、後継者もいるように見えませんし、さて?

まー、ぶっちゃけ、僕がこのブログで「ポスト岩田政権」云々と書いた時、少なからぬ読者が「こいつ、どんだけ任天堂が嫌いなんだ」とか「ついに狂ったかwwww」という感想を抱いたのではないでしょうか?

しかし今この時、改めて読んでみてどう感じられるでしょうか?
ご覧の有り様ですよね。

客観的な意見というものは、時として残酷極まりない。そういうものです。
唯一の救いは、国内の3DSがだいぶ復調してきた事でしょう。それが政権を首の皮1枚で支えたともいえます。これで3DSが全然立て直せていなければ、奈落の奈落の奈落に落ちてました。

次世代3DS、次世代WiiUまでは延命していただきたいものですし、その頃までコンシューマーゲームを作る会社が一定残っているといいんですが。


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2013-01

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