Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ユーザーとの中長期的な関係を築くためにF2Pが重要になってきている

任天堂IR: 2012年度Q2。下方修正再び。任天堂に何が起こったか?
また下方修正か、と思わなくもありませんが、その最大の要因は3DSの海外での販売が(任天堂の期待に対して)伸び悩んでいる事にあるようですね。まあスマフォの普及、iPod touchなども広まっていますし、タブレットも普及が進んでいますから、携帯ゲーム機の存在価値が低下するのは当然でしょう。
遅れの原因ははっきりしている。海外だ。Q1~Q2での3DSのHW・SWの売上は、実に4割が国内のものだ。国内市場はグローバルの2割弱のマーケットの規模なので、海外売上は本来あるべき規模の半分程度にとどまっていることになる。

やっかいなことに、このギャップは拡大する傾向にある。2011年度Q2では3DSのHWの国内セールスは全体の34%、SWは22%だった。これが2012年Q2ではHWの国内セールスは全体の41%、SWは37%になっている。国内の立ち上がりが早すぎるというより、むしろ海外の遅れが拡大していると見るべきだろう。

3DSの目標だけが下方修正されていることから、任天堂がここに強い危機感を持っていることが分かる。大幅な下方修正を行ってなお大きなギャップが残っている上、今後はかばかしく改善する見込みは薄い。普通に考えればむしろその逆に悪化するはずだ。もしも通期の決算に穴があくとすれば、それは3DSの海外での不振が原因となる可能性が高い。

任天堂自身がゲーム専用機の付加価値を重要視し、必要性を主張したところで、サードパーティ各社がそれに倣う必要はありませんからね。各社は様々なプラットフォームにソフトを展開していきます。

例えばスクウェア・エニックスの『ブレイブリーデフォルト』が3DSでスマッシュヒットを飛ばしていますが、発売直後からブラウザーゲームとしての展開が発表されています。マーベラスAQLの『閃乱カグラ』は3DSで好調なセールスを上げた後は、3DSに加えてPSVita、さらにアニメ化の展開をしています。

新規IPを立ち上げたり、育てていくにあたって、単一のゲーム専用機だけでリスクを背負うのは無理なんですよね、もう。ハードメーカーはそれができるけど、サードパーティは大手から中小まで、それが厳しくなっている。モバイルやPCでのブラウザゲーム展開は、もう当たり前になりましたよね。

『ブレイブリーデフォルト』スピンオフ作品『プレイングブレージュ』に迫る最速開発者インタビュー!
浅野 私の方から相談をさせてもらいました。家庭用ゲームですと、せっかく新作を遊んで好きになっていただいても、触れていられるのが、だいたい2年から3年後になってしまうわけです。でも、それは寂しいし、もったいない。せっかくルクセンダルクの世界や、キャラクターを好きになって、もっと知りたいと思っている方がいたとしても、そんなにお待たせしていたら、忘れ去られてしまいます。それが、ブラウザゲームであれば、ハードの縛りもありませんし、サービスが始まってから、つぎのタイトルが出るまでのあいだ、ずっとその世界で遊ぶことができる。継続的に、多くの方に遊んでいただくには、もっともいいプラットフォームではないかと考え、山中に相談したんです。

そういう事ですよね。
アイマスの再活性化につながったモゲマスの大ヒットを例に出すまでもなく、ユーザーとの接点を継続的に維持するためにブラウザゲーム等のF2Pゲームは不可欠のコミュニケーション経路になりつつあります。世の中にコンテンツがあふれている状況で、一度ユーザーを離してしまい、コンテンツが忘れられてしまうと、再び思い出してもらうまでのコストがかなり掛かってしまいます。

膨大な宣伝費を掛けられる会社は別として、サードパーティはそんな博打は打てなくなっているのが実情です。それに任天堂クラスの会社が巨額の宣伝費を掛けたところで、DSを買ってくれたお客が3DSで戻ってきてくれているかというと、そうではありません。『脳トレ』のお客、『nintendogs』のお客のどれほどが戻ってきたのか。一時のブームに乗っかってパッケージソフトを売りつけるのではなく、ユーザーと中長期的な関係を築くためにも、継続的なコンタクトポイントは必要になってるんですよね。

ゲーム専用機だけという考え方はすでに通じなくなっています。
その上で独自の付加価値も提供しなければならない。なかなか困難な状況にあると言えるでしょう。

一方でソーシャルゲーム業界も再編が進んでいます。
まず国内では大型の買収が相次いでおり、グリーがソーシャルゲーム開発会社のポケラボを138億7000万円で買収しました。同社の上げている売上からすると、とても回収できるような金額感ではありませんが、時間をお金で買ったという所でしょうかね。
グリーがポケラボを買収、138億円 ソーシャルゲーム開発力強化

同じ日にZyngaのリストラのニュースが出ていたのも対照的です。全世界で従業員を削減し、既存サービスの終了も発表しました。Zynga Japan(旧ウノウ)の閉鎖も含まれており、結局『まちつく』のヒットだけでうまく売り抜けた創業者の山田氏の大勝利でしたねえ……。
米Zynga、ジンガジャパンの閉鎖計画について言及
全世界で5%の従業員を削減、13タイトルのサービスを終了


まだまだ激動は続きそうですね。
面白くなってきました。


スポンサーサイト

«  | HOME |  »

2012-10

検索



カテゴリー

月別アーカイブ

最近の記事

最近のコメント

連絡先

RSSフィード

忍者カウンター

 

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。