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Vitaの堅調な立ち上がりとこれからの課題

PSVitaの初週売上が出ました。
PlayStation Vitaの国内推定初週販売台数は、32万1407台。集計期間は2011年12月17日~12月18日の2日間。

PSPの場合、発売初週で16万6074台、3週間で33万9,944台でした。出荷状況の違いはありますが、PSPの2倍のスタートを切った事は評価に値します。が、ローンチタイトルの弱さや価格の問題もあり、PSPに近い販売ペースで推移するのかな、と思います。

PSPとの比較では、年末年始で50万台、3月末までに100万台の販売ペースを維持できれば、まずは堅調と言ってよいでしょう。来年末までに実売250万台いけばOK、300万台いくなら絶好調かな?

しかし振り返ると、PSPって年間販売台数がほんと安定してますね。SCEはこれまで「新型モデル投入+値下げ」で販売ペースを加速させるのが従来のSCEの方法論で、PSシリーズは手堅くこの戦略で成果をあげてきました。2013年秋に値下げと新モデルを発売するのが通常のパターンですが、Vita向けの『モンハン ポータブル』シリーズの投入時期がいつになるかを考えると、また違った展開を見せるのかもしれません。

カプコンは『3rd』『triG』と、毎年の年末商戦に『モンハン』を投じており、来年末にSCEハード向けに『モンハン』を出してくるなら、SCEも相応の支援策を打つ必要があり、新型モデルは無いにしても、値下げや同梱パックによる実質値下げはあり得るでしょう。


インストールベースは大切ですが、その先においてVitaの戦略で重要なのは2点。
1)パッケージ版に対するダウンロード版の売上比率を従来のゲーム専用機より引き上げる。
2)スマートフォン向けに各社が投入してくるオンラインゲームを糾合し、従来型のパッケージゲームとあわせて再び「すべてのゲームはここに集まる」を実現する。


前者については、ローンチタイトルにおけるダウンロード版の比率や、その後のSCEの施策に注目です。より重要なのは2番で、セガが『Kingdom Conquest』を元にした『SAMURAI & DRAGONS』をVitaに投入してくるなど、スマートフォン向けのブラウザゲーム、ソーシャルゲームをVitaに投入する動きが見えてきています。

ただしスマートフォンに比べると、通信の敷居が高いため、いきなり「無料+アイテム課金」が上手くいくかというと、厳しい面もあるでしょう。2,3年の間はしんどいはずで、そこをどう乗り切っていくかがVitaの課題です。

新しいビジネスが立ち上がるからこそのVitaであって、性能が上がっただけなら存在価値はありません。ずっとPSPでいいわけですよ。そういう意味では、初参入のPSPや携帯ゲーム機の形態を大きく変えたDSは別として、PS2、PS3、Wii、3DS、WiiUなどはいずれも目先を変えただけのチープな提案にすぎません(ま、WiiとPS2はそれぞれ評価すべき点もありましたが)。

一方、任天堂は3DSとWiiUをどうして出したのか?
ユーザーが前世代の機械に飽きてきた頃だから? その割にニーズが低そうですし、実際3DSはDSほど需要があるように見えません、いまだに。何も考えてなかった、自社のハード販売を維持するだけの惰性のビジネスだった、競合他社が発売するから、という事が露呈しています。

やれやれ、今回の「スマートフォン 対 PSVita 対 3DS」の戦いは、ビジネスモデルを巡る争いなんですけどね。


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2011-12

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