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「詰み」ではないが、勝敗は見えたよねえ。

粘りに粘ったPlayStation陣営が迎える収穫期
2011年はここまで、PS3の競合する据え置きハードがほぼ存在しない状態が続いているのです。トップを走っていたWiiは2010年頃からWiiPartyなどのヒットはあるもののタイトル数そのものが減少傾向、2011年に入ると牽引役の任天堂が3DSに注力し、次世代機であるWii Uの発表もあり、その存在感はかなり希薄になっています。
次世代機であるPlayStationVita(以下PSVita)の発表後も本体普及が衰えることはなく、既に普及台数は1,700万台以上。DSが約3,300万台、次いでPSP、そしてWiiが約1,200万台、という状況なので、DSが旧ハードとなってリリースタイトルも少なくなった今、市場における事実上の現役トップハードはPSPということになります。

WiiとDSっていったい何だったんだろうか、と感じる今日この頃、こういう記事が出るのも不思議ではありません。サードパーティ各社にとって重要なのはPSP市場であり、それを引き継ぐVITA市場になってきました。サードパーティと二人三脚で歩いてきた会社だからこそ成し得た事ですね。

それではユーザーの反応はどうでしょうか?

各ゲーム機の所持率&稼働率は? 4Gamer読者もソーシャルゲームを遊んでいる? 2011年プレゼント,途中結果(1万4000人分のデータ)を大公開
PlayStationファミリーがゲーマーの間で着実にシェアを伸ばしていっている様子が見て取れる。PlayStationファミリーの現行ハードは稼働率が高いという結果も踏まえると,現状,これらがコアゲーマーの間でもっとも支持されているゲーム機であるのは間違いないだろう。
 昨今,ポータブルゲーム機が日本のゲーム市場の主流になったと言われて久しいわけだが,PS3の所持率が「PlayStation 2」(以下,PS2)に追いつきつつある現状を見ると,ようやくPS2からの世代交代を達成できた……ということなのだろうか。単純な普及台数だけで言えば,「Wii」などの方が上なわけだが,ことコアゲーマー層にとっての据え置き機はPS3が首座を押さえたという見方はできそうだ。
 一方でPS Vitaは,まだタイトルの発表もほとんどされていないわけなのだが,現在の「PlayStation Portable」(以下,PSP)で展開されている作品の続編への期待,あるいは「PSPのようなゲームが発売されるのだろう」という期待感が,今回の結果に繋がっているものと考えられる。

任天堂はDSの市場を引き継ぐことにほぼ失敗しており、子供向け携帯ゲーム機の市場を死守すべく、出血おびただしい値下げを断行しました。4Gamerのアンケートはあくまで一例にすぎず、任天堂ファンを除く一般のゲーマーにとって3DSはもはや選択肢ではありません。

ゲーマーにとってPSPがメインプラットフォームであり、お金に余裕があればPS3を所有し、リッチなHDコンテンツを堪能しているのが現状です。そしてVITAはマストバイのゲーム機であり、いつ買うか、という問題にすぎません。本体価格がどれぐらいに下がってきたら購入するか、ラインナップがどれぐらい揃ってきたら買うか、なのです。

そしてカジュアルユーザーの大半はソーシャルゲームに取り込まれており、有料パッケージビジネスに固執する任天堂がその層を呼び戻すのは極めて困難という見方が圧倒的です。

無料でゲームを配る任天堂の危うさ
無論、任天堂も最近は安易な無料配布が多くなっており、追い詰められれば、無料でソフトをばら撒いて客寄せする作戦に出るかもしれませんが、パッケージソフトはその構造として持続力が弱いため、ソーシャルやコミュニティが無いままの「ばらまき」戦略は一時しのぎで終わるでしょう。

任天堂、DeNA、GREEを計算したったー。

まず、DeNA:
株式100%の価値:約5,600億円ー現預金等約509億円=事業だけの理論価格:約5,095億円

お次はGREE:
株式100%の価値:約4,680億円ー現預金等約223億円=事業だけの理論価格:約4,457億円

なので、SNSゲーム2社を比較すると、現時点では600億円ちょっとDeNAの事業の方が、株式市場から高い価格を付けられていることが分かります。

さて最後に任天堂:
株式100%の価値:約1兆4,640億円ー現預金等約1兆457億円=事業だけの理論価格:約4,186億円

ジャジャーン。

そうです、つまり株式市場は現時点で、手元に積んである現預金の大きさの差を考慮すれば(差し引けば)、事業そのものの価値としては既に

DeNA>GREE>任天堂
という評価を下している計算になり、

過去20数年間に任天堂がためこんだ莫大な貯金を差し引けば、事業そのものではすでに新興のSNS2社より価値が無い、と評価されています。Wiiの絶頂期において株式時価総額が10兆円を超えた事もあったし、かつてはアップルやグーグルと並べられた事もあったわけで、そこからたった数年で企業価値が数分の一に下がってしまいました。

普通に考えれば、社長の辞任があってもおかしくない程の下降っぷりです。まあ権力の座に固執した代表格の菅直人でさえ、辞める時は辞めたわけですから、3DSとWiiUの動向次第では、けじめをつけた方が良いでしょうね。恥ずかしげもなく居座るという光景は目にしたくないものです。

これから3年で任天堂を取り巻く状況がどう変化していくか。といっても、今年のうちに大勢は決まってしまいそうですが。

ソニー平井副社長:「ヴィータ」は欧米では来年の早い時期に発売
1つラッキーだったのは、先日、平井副社長が発言したとおり、VITAの海外発売が年内は無いことですね。価格に対して敏感な海外市場では、値下げして買いやすくなった3DSをその間に売っておけるため、国内がボロボロになっても海外で子供向けのシェアを維持できます。

任天堂という企業体そのものは、ファミリー層という牙城を守りきって生き残っていくでしょう。狭い所に逃げ込んで、これから数年は虎視眈々と捲土重来を待つという処でしょう。経営陣は知りませんが。ま、最悪ケースでも、トップに詰め腹切らせておしまいでしょう。神輿ってのは、いざって時に投げ捨てるために存在するんだからさ。老舗企業の生存本能ってのは伊達じゃない。

しかしこんな事態、時価総額が10兆円超えた頃に書いたら、ただの狂人だよねえ。まだあれから4年だぜ? 早すぎ、早すぎ。いずれありえる事態ではあったけれども、ここまで早いとは……。お神輿本人だって、こういう事態は警戒していたはずなのになあ……。


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2011-09

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