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成功の次には奈落の失敗が待っている。ああ本当に奈落でいやがる・・・・。

そういう事を示したように思いますね。
うちのブログは、かつては「アンチソニーの総本山」と言われ、この数年は「アンチ任天堂の総本山」などと訳のわからない批判を受けてきた事もありますが、率直な感想と冷静な未来予想を書いてきただけ。

3DS発売後の僕の論調に対して、「どうしてここまで危機感をもっているのか?」「警鐘を鳴らしすぎw」と感じていた読者の方達も、今この時に過去を振り返ってみると、異なる感想を抱くのではないでしょうか?

任天堂:今期純利益25年来の低さに、3DS不振で-8月に値下げ
25年ぶりの低調な決算(利益が出ているのに低調という表現もなんですが)という異例の事態に。
その最大の要因は3DSの突然の大幅値下げにあります。

2万5000円で発売した商品を、発売から半年たたないで1万円値下げ、というのは異常事態ですし、旧世代のハードの方が高いというシュール極まりない状態。値下げのタイミングも最悪で、『時オカ』と同時に新カラーを出したり、値下げしておけばよかったものを、なぜこのタイミング?

これって『モンハン tri』の発売から約1ヶ月でWiiを値下げしたあの状況と、変わらないじゃないですか。あの時より酷いのは、値下げの準備が全然整ってないのに、無理に値下げしたこと。だから決算もボロボロです。危機感の持ち方が甘すぎたのでは? 挙句追い詰められて、こんな事態に。


それにしても、なんなんだ、この負けハード感漂う値下げの仕方は……。

ソフトラインナップが貧弱だって事の現れですよね。サードパーティと協調するって話はなんだったんでしょうか。いや、まー、そんな絵空事を信じていたのは、熱狂的な任天堂ファンだけで、業界人は誰も信じてなかったし、普通のゲームファンも同様でしょう。少なくとも、去年の秋の2万5000円の価格発表の時点で、大半の業界人の心は離れていましたよ。

サードパーティに逃げられちゃ困るって必死なんでしょうけど、「外交」下手の任天堂がどうやって繋ぎ止めるのか、注目ですね。しかし本当にまあ、手を打つのが遅かったよなあ……サードパーティ各社の総選挙が終わる前に何らかの手を打っておけば、もっと少ない損害でもっと大きなリターンを得られたでしょうに。

PSP並みと揶揄されていた性能に加えて、価格までPSP並み。
3DSが狙っていたコアゲーマー層からは完全に「旧世代並み」「負けハード」「しょせん安物」扱いですよね。PS VITAへの値下げ圧力が働くとしても、高性能な携帯機の値下げと負けハードの値下げでは意味が異なります。サードパーティ各社は、3DSではコアゲーマー層のマーケットは築けない、とハッキリ理解したでしょう。

もう一方の相手は「無料ゲーム」「スマートフォン」ですが、自称「ゲームの価値」とやらがどれほどのものか、満天下に知らしめてくれましたよね(苦笑 GDCの講演はいったい何だったのやら。大胆ではあるけど、それ以上の必死さが滲み出ています。

つか、ここまで追い詰められないと、まともな判断ができないほど、思考がぶくぶく肥え太っていたのかと思うと、想像を絶します。客観的にみて、3DSは駄目駄目だったわけで、天空のお城の住人達はそれを誰にも忠言してもらえなかった。可哀そうではありますよね。

まー、脳トレブームみたいに、業界中の懐疑的な見方を押し流すような成功という事例も確かにあったけどさ。だからこそ冷静に自己分析しなきゃならないし、苦言を言ってくれる相手を見つけておかなきゃいかんわけで。


今の任天堂の課題は4つ。

1.開発リソースの強化と効率化。無駄な内蔵ソフトなんぞにリソースを割かない。1本のキラーコンテンツは無数の小粒コンテンツに勝る。
2.他社とのアライアンスを積極的に。ポッと出のSNS屋以下の外交技術ではお話にならないよね。
3.ネットワークプラットフォームへの投資はゲーム機のCPUやGPUへの投資と同レベルで重要だし、蓄積が必要。
4.ネットサービスやソーシャルプラットフォームへの理解度や企画力は致命的に無いので、企業買収による短期間での強化のほか、ファンドや出資による自社陣営の育成は必須。

ここまで短期間に「敗戦処理」が始まった任天堂ハードも珍しい。やはり「3D」は鬼門なんですかね? この内容で楽勝だと思ってたお花畑な方達や、震災の影響でちょっと転んじゃっただけと言ってた能天気サマーな方達の頭も、さすがにシャキッとしたでしょうか? 天空のお城はまだまだお花畑模様なのかどうか。正直どっちでもいいけどなー。

前回の記事で書いたとおり、5年後か10年後か知りませんが、しばらく潜って、再浮上してくるのを楽しみに待っております。ユーザーからの信用を喪失しまくった挙句、開発リソースを無駄遣いし、アイデアも蓄積されないまま、ずっと上がってこない……なんて未来は残念ですから。

しっかし今回の決定、岩田社長が政権喪失を恐れて、起死回生の無謀な一手を押し通したって可能性もあるんですかねえ? 邪推ですかねえ? しょせん雇われ社長ですから、どれだけ名監督でもいずれは引退の時を迎えるように、結果が出なくなれば捨てられちゃうわけです。それとも天の声が降ってきた? いずれにしても任天堂首脳陣が混乱していて、戦略的に動けていないことが満天下に示されちゃった。


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