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衰退はあまりに早く・・・・。

任天堂の株価がさらに一段と低下したようです。
3DSの立ち上げの失敗、海外でのDSとWiiの低迷により、業績が目標を下回るのではないかという観測が強まっているようですね。それに伴い、株価も一段と低下。任天堂の累計シェアはいまだに高いものの、今年に入ってからの販売シェアは大きく落ち込んでいますし、ゲーム機市場そのものの成長性も疑われています。

無料ゲーム、ソーシャルゲームがパッケージゲームに与える影響は絶大で、ゲーム機市場はスマートフォン市場の成長性と比較すると斜陽市場に見えるのでしょう。そういった意見を唱えていたアナリスト達の危機感が現実のものになりつつあり、その一方で岩田社長の自社に都合のいい調査結果にもとづいた楽観論は説得力を日々失っています。

5人の著名ゲームクリエイターが参加、モバゲースマホ版で配信へ
DeNAは相変わらず好調で、稲船敬二氏、須田剛一氏、中裕司氏、はしもとよしふみ氏、船水紀孝氏の5名の著名なクリエイターを集めた「スーパークリエイターズ」という企画も、勢いの一端を感じさせますね。近年では、ゲーム機メーカー主導でも、これほどのメンバーを一堂に集めるのはなかなか珍しい。先日レベルファイブの日野氏がDeNAと組んだことも象徴的です。

もはやソーシャルゲーム市場を無視しては生き残れない、という認識は業界における常識になっており、その一方で3DS向けのソフトの開発中止や発売延期など、3DSという沈没大陸からのリスク回避が急速に表面化しつつあります。任天堂は旧来の価値観を守ることにのみ固執し、ネットサービスにおいても、ソーシャル性においても、新しいゲームの提案においても、新規の提案がほとんどできておらず、自社ラインナップも貧弱の極み。

リメイクソフトで新ハードを立ち上げようという発想そのものが理解不能です。ラインナップ編成はお粗末の極みであり、本気でこのラインナップで成功すると思っていたのだとしたら、素晴らしいジョークでしょう。勝てたはずのラウンドをあっさり自滅したのは、本当に不思議に感じます。

ネットサービスについては2004年時点の発想のほうが現状よりもマシで、ネットを嫌いな人たちが作ったサービスにしか見えませんし、DS→Wii→DSi→3DSと世代を経るたびに、発想が劣化しているのは信じがたい現象です。細かい実装レベルでは多少の進歩も見られますが、世の中の変化に対して改良点が少なく、発想だけが古びています。

過去に何度も書いてますが、DSのWiFiコネクションは本当にすばらしいサービスでした。あの当時、携帯機どうしが特別な周辺機器なしに無線でローカルに接続し、しかもインターネットにも手軽に接続して簡単なオンラインプレイが楽しめる。その体験自体が画期的なもので、世の中の多くの人達があまり体験していない遊びでした。当時の僕のブログ記事を読み返してもらえばわかるとおり、まさしくあの当時は絶賛するほかない状態でした。

それが、それが、WiiになってもWiFiコネクション。ほとんど大差ない内容でした。Wiiコネクト24は自社ソフトでの画期的な活用もほとんど見られず、そして3DSに至っては新しい試みをおこなう意欲がまったく感じられません。あれから何年経ってると思っているんでしょうか。

ネット屋さん達にゲーム屋が飲み込まれるというのは2000年代に入ってから徐々に顕在化してきたリスクです。YouTubeやニコニコ動画、そして遅くともfacebookのAPI公開の時点で確定的に見えていた事態。いやはや昔のブログや記事などを読み返してみると、当時からそういう未来は見えていたことを思い起こします。悲しくなるほどに、ゲーム業界はネット業界にフルボッコされてますよねえ。優越だった立場もこの10年で見下される立場になってしまいました。

天空のお城は地上の混乱から無縁なのかといえば、そんなはずもない。地盤沈下すれば、お城も高度が下がるわけで、それが業績や株価によく表れてますよね。まあ3DSとWiiUは失敗側に落ち着きつつありますが、任天堂は体力があるので、その次で勝てるかどうかですよね。いったん地下にもぐって、それから再浮上するのかな、というのが業界的な観測でしょう。N64、GCと苦難の時代を体験した後、大成功をおさめた企業ですから、再浮上が期待できないわけではありません。

ただ、そのための「種まき」をどれだけしてるんでしょうか?
PSに負けた際は、山内氏もいたし、横井氏もいたわけですよ。『ポケモン』にしたって、初代の発売当初は大本命のソフトではなく、ゲームボーイ末期に発売された地味なソフトでした。こんなものが主力になるはずがない、と考えられていた領域から、次の主力が生まれるものです。

「無駄」というか「余裕」というかは人それぞれですけど、それをどれだけ持てるか、ですよね。いずれ再浮上するという業界の潜在的な期待感を裏切らず、今後数年~10年近くの間、うまく潜伏してネタをため続けていただきたいものです。適当にあがいて、リメイクと続編で開発リソースを浪費した挙句、アイデアのじり貧に追い込まれていく光景は目にしたくないものです。


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