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そして振り出しに戻る。

任天堂株の没落が止まらない・・・とうとうDS発売前の水準まで・・・
うーん、任天堂株の下落が続いて、ついにDS発売前の水準に戻ってしまったようです。企業価値が大きく下がったというか、ただの過大評価だったことに多くの人が気づいたというか・・・・。これ、要するに任天堂がDSやWiiで拡大したマーケットを失うという予想が強まっているわけです。

3DSは失速し、DSほどの普及台数はもはや夢また夢の世界。GBAの規模に届くかどうかも微妙な気配さえ出ています。Wiiの後継機であるWii Uはゲームファンの支持を得られたとは言い難く、せっかくのE3発表も、むしろ株価を下げる最後のとどめになりました。発表されてしまえば、無限の可能性は有限に絞り込まれ、一発逆転の夢想も凋落の現実に変わります。

実際の所、任天堂もまさかWii Uが本当に強い支持を得るとは思っていないでしょう。DSやWiiほどの革新性は無く、Wiiをより完成させるといえば聞こえはいいですが、Wiiよりもわかりにくく、一式揃えるのが大変な複雑さがあります。

その自称「利点」を振り返ってみましょう。
  • 大画面とコントローラの液晶の2画面を両方見るのは厳しいでしょう。
  • 「チェイスMii」のような遊びは『パックマンVS』で提示されていますが、3DSが複数台あれば、別にそれで構わないですよね。1台だけ表示の仕方を変えればいいだけですから。
  • 家族がテレビを観ている間、コントローラの液晶画面で遊ぶなら、最初からVITAで遊んだ方が楽です。
  • テレビで観ているWebサイトを、手元のコントローラの液晶画面でズームするなら、最初からiPadでWebサイトを見た方がよほど快適です。
  • 唯一、WiiFitやWiiSportsのようなタイトルがより便利に、より楽しくなるのかもしれません。


最後の1点を除いて、Wii Uなんて構造を使うより、他の手段のほうがずっと快適に思えます。なんでこんな不便な構造を強いられるのか。それって据置ゲーム機のビジネスを捨てたくない「任天堂の都合」だけですよね?

それがあまりに見え透いちゃってるから、みんな白けちゃう。据置ゲームのビジネス規模がまだまだ大きい欧米では、「据置ゲーム機」というビジネスを維持したいという業界人が多いから、多少の支持は得られるでしょう。けれども日本のように、すでに「据置ゲーム機」のビジネスにこだわる必要が薄い地域では、違った反応になりますよね。

以前も書きましたが、任天堂は過去のビジネスモデルに固執しすぎです。その結果、新しい市場を生み出せず、携帯機と据置機の両方で大きく後退しようとしています。任天堂はゲーム機メーカーであるのかもしれませんが、据置ゲーム機メーカーでも、携帯ゲーム機メーカーでもない、と思います。そういう小さな事にアイデンティティがあるのではない。

アップルがiOS 5.0で新しい生活を提案していたのに比べて、3DSの提案、Wii Uの提案はあまりに差分が無さすぎます。テレビを付けなくても、すぐに情報が見られるサブ画面といっても、いったい何を見るんでしょうか。Wiiチャンネル? まさか! まさかサブ画面さえあれば、あのWiiチャンネルが成功していたなどと、考えているのでしょうか。

それはなかなか素敵なジョークだと思います。そもそも任天堂にはWii Uのようなゲーム機を活かすようなネットワークサービスを生み出す企画力も開発力も無いでしょう。かといってオープンプラットフォーム化する気概も無い。結局、既存の「据置ゲーム機」のビジネスをどう維持するか、以上の志がまったく見えません


今やコンシューマーゲーム業界は、スマートフォンやソーシャルゲームの台頭により、そしてパッケージゲーム市場の疲弊にともない、業界全体が最大の危機を迎えつつあります。パッケージゲームにおいて世界最強の企業である任天堂にとっては、まだその危機は遠いのかもしれませんが、多くのソフトメーカーにとってその危機は現在形であり、その現状に適応した1つの解答がVITAです。

コンシューマーゲームで培ったノウハウとマーケットを生かしながら、パッケージ、パッケージ+アイテム課金、無料+アイテム課金といったさまざまなビジネスモデルにチャレンジできる、「次」を生み出すプラットフォーム。「過去」を守ることにのみ特化した、奇妙な構造のハードとは大きく異なります。

国内のコンシューマーゲーム業界においては、次はVITAが当確です。任天堂のファーストパーティタイトルが『脳トレ』クラスのレジェンドな売上を達成してみせれば、状況は変わり得ますが、その可能性は低いでしょう。サードパーティ各社の投票はすでに終わっており、総選挙の結果は出ているのです。

ではWii Uはどうか?
Wiiは消えますが、Wii Uはわからない。しかし任天堂は恐るべき錯覚を抱いています。HD性能さえ実現すれば、ゲーマー層が任天堂ハードに戻ってくると信じているのです。素晴らしいジョーク。

「Devil's Third」クリエイター板垣伴信氏インタビュー
そういうことでは決めません。1番大事なのはお客さんです。僕のゲームは非常にバイオレントなので。Wii Uは裾野が広いかどうかです。ハードコアゲーマーもいる状況かどうかというのはマシンの性能で決まるわけではないです。メタな要因がたくさんあるんですよ。
そう、メタな要素がたくさんあります。HD性能に追いついた程度で、岩田社長が「心理的な壁」などと軽く見た壁はなかなか壊せないでしょう。そもそも論で、PS3やXbox360と似たような性能のハードを何故今さら買う必要があるのでしょうか。ブルーレイが見られず、torneのような生活を豊かにする別売ハードも無いのに。ジョークもここに極まれり。

ライトユーザーとコアゲーマーの両方を失い、任天堂ファンとファミリー層にのみ支持されるプラットフォームになる。多くの人がそういう未来を予想し、日増しに確定していくのです。

・・・・ああ、それにしたって、ここまで、ここまで、ここまで自滅してみせるとは! ちょっと信じられないよなあ、ホント。落ち込むだろうとは思ってたが、さすがにこのレベルで落ち込むとは思わなかったし、こんなに早いとも思わなかった。予想より2年以上早く、予想の倍以上の酷さで、自滅しましたね。ショックだわ~・・・・。


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2011-06

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