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歴史の流れは変わらず。任天堂陣営はますます劣勢へ?

今年のE3は非常に大きな歴史的分岐点になるかもしれませんね。

まずSCEのPS VITAが大変アグレッシブな価格を設定してきたこと。3GモデルとWifiモデルの2種類を出し、Wifiモデルに至っては3DSより安い2万4980円。割高感のあった3DSに対して痛烈な一撃であり、3DSとガチンコ勝負をしていく姿勢が鮮明になりました。

PSPが売れなかった欧米においてはどうなるか不透明ですが、3DSが失速し、PSPが好調な日本においては3DSに「とどめに近い一撃」を早くも食らわせたように見えます。ハード販売が伸びず、ソフト販売も低調な状況が続いており、意気込んで参入した各社にとっては手痛い状況。その横でPSPが絶好調、そしてVITAが期待感を集めているとなれば、どう動くかは子供でもわかります。

国内のサードパーティ市場という点ではVITA優勢という結論が固まりつつあります。3DSは任天堂製のゲームを買う人達ばかりのマーケットで終わる可能性が高まっていますね。E3で出てきた発表内容を見ても、その予想をくつがえす材料は1つもありません。


では据置ゲーム機はどうか。
「Wii U」に関しては、海外では一定の再評価が見込めるでしょう。マルチプラットフォーム展開を好む海外パブリッシャーにとって、Xbox360やPS3並みの性能はありがたい話で、今後2~3年のビジネスを考える上では歓迎でしょう。Xbox360の次世代機やPS4が出てきたら、またまた性能差が開いてしまうという問題はありますが。

しかし国内ではタチの悪いジョーク以上の物ではありません。PS3を持っているユーザーがWii Uを購入する理由がまったく見えませんし、Wii所有者の何人がWii Uにつき合うかも不透明。新型コントローラも明らかに重く、あれで従来のゲームを長時間遊び続けるのはシンドイでしょう。

5年かかってPS3とXbox360の水準に追いつくという程度では、ゲーマーが購入する理由がありません。サブ画面もゲーマーにとってうれしい要素とは言い難い。E3というお祭りの中では、任天堂の作り上げたデモを見て、ちょっと期待感を高めた人もいらっしゃるかもしれませんが、一晩明けて冷静に見直してみると、あの昂奮はなんだったんだろうか、と不思議な気持ちになるのが普通でしょう。

[E3 2011]結局,あのコントローラを使ってどんな遊びができるのか。Wii Uのサンプルゲームをプレイして感じたこと
展示デモをプレイした記者の感想を読んでも、現時点ではデモレベルを越えた遊びは提示できておらず、具体的なタイトルもほとんど見えず、期待感の抱きようがありません。


そういった状況を冷静に見て、アナリスト達も任天堂を低評価し始めています。株式市場は本当に素直に反応しました。

任天堂(7974) 3DS・WiiUともに現行策ではライトユーザーの回帰が見え難い。
UBS証券は6月9日付けで、任天堂(7974)の投資判断を「Buy」→「Neutral」へと引き下げ、目標株価も31,000円→18,000円へと減額修正した。
任天堂はファン層以外のゲーマー層を逃し、カジュアルユーザーも逃す確度が上がっており、ゲームキューブに毛の生えた程度の売上でとどまる可能性さえ感じられます。少なくとも国内の業界人であれば、任天堂劣勢、あるいは任天堂敗退という言葉が浮かんだ人も少なくないでしょう。

最大の特徴であったライトユーザー市場を築けない時点で、サードパーティには魅力がありません。仮に岩田社長が言うように、コアゲーマーが「心理的要因」により任天堂ハードで遊んでいないのだとしたら、HD性能で追いついたぐらいで、PS3やXbox360を捨ててWii Uに殺到する理由は皆無です。

なんだかゲームキューブみたいですよね。「やあやあサードパーティの皆々さん、前回はROMカートリッジでちょっと厳しかったですかね? PSのように光ディスクになりましたよ。どうぞどうぞ、戻ってきてください。歓迎しますよ・・・・あれ~ぇ。おかしいな? ほとんど誰も戻ってこ・な・い・ぞ・・・・」みたいなあの当時の任天堂を思い出します。

「やあやあサードパーティの皆々さん、前回はSD性能でちょっと厳しかったですかね? はっはっは、不思議な人達がSD万歳などと言ってましたが、私達も本当はわかってたんですよ。ゲームは解像度が上がってよりリッチに、より楽しくなるのです。うちもついにPS3のようにHDになりましたよ。どうぞどうぞ、戻ってきてください。歓迎しますよ・・・・あれ~ぇ。おかしいな? ほとんど誰も戻ってこ・な・い・ぞ・・・・」

いやはや、本当にこの10年はなんだったんだろう、と思います。迷走ここに極まれり。10年越しのジョークに脱帽。

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2011-06

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