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任天堂業界の衰退スピードが異常な件

いよいよE3が迫ってきましたね。

ゲームファンにとって一番気になるのはなんと言ってもNGPでしょう。ラインナップ、発売時期、本体価格など、気になる所は多いですよね。とはいえ、E3は海外のショウであり、その後も東京ゲームショウを含めてイベントが他にもあるため、どこまで全貌が公開されるかはSCEの露出戦略次第でしょう。

PSP市場の好調さと3DS市場の失速により、国内の業界においてはNGPへの期待感が一段と高まっています。NGPとスマートフォンにこそ未来がある、という感じですね。会う人、会う人、失敗例としての文脈でのみ「3DS」という言葉を口にしており、新しい企画が立ち上がると聞くのはPSP、NGP、スマートフォンばかり。

3DSはこのままだと、2008年後半以降のWiiのようになりますね。
すでに動いている案件はともかく、新規の案件は非常に立ち上がりにくく、来年はともかく、2年後の再来年のラインナップが心配になります。

Wiiの場合も、2008年後半に各社がWiiは駄目という認識を持ち始め、2010年にはソフトラインナップが一気に減りました。ユーザー目線では『428』などの新タイトルが発表され、Wiiだってゲーマー向けのソフトが出てくるんだと、一部のファンが盛り上がっていましたが、その頃業界ではすでにWiiはヤバイという認識が広がり始めていました。

夏の商戦は『時オカ』でしのぎ、年末は『マリオ』や『カート』で伸ばすとしても、それでサードパーティ市場が拡大する見込みは薄く、下手すると今年度いっぱい、「3DSは様子見」というムードが続きかねません。NGPが盛大にコケれば、そりゃ風向きも変わるかもしれませんが、そのままスマートフォンとソーシャルゲーム一色になりかねない恐れのほうが現実的です。


戦略がずっこけたことを素直に認めて、立て直しのプランをサードパーティ各社に説明し、協力を求める。そういう姿勢が必要でしょうね。

とはいえ、一方で任天堂自身のソフトが悪いという見方もありますよね。DS、Wiiの頃の任天堂は「外交」は酷かったものの、強力な自社タイトルでハードを牽引していたわけで、3DSに至ってはそれさえ無い。ビジネスモデルが優れているわけでもないくせに、貧弱な自社ラインナップを平然と並べている現状では見捨てられて当然。

そもそもサードパーティのソフトが売れないからといって、自社ラインナップを減らしますというのは傲慢な考え方ですよね。ユーザーの事を何も考えてないわけで、世の中を舐めすぎです。まあ本当に「いつでも出せるけど、出してない」のか、「開発が間に合ってない」のかは知りませんが、3DSがこうなってしまうと、疑念と冷笑だけが残りますよね。

新ハードの立ち上げで台数が少ないからリスクが大きいのはその通りでしょう。初期の小さな市場をファーストパーティが根こそぎさらっていくのも好ましくはないかもしれません。しかし本来、そういうリスクは、新しい需要をさまざまに開拓するとか、最初の1年だけロイヤリティーを軽減するとか、そういうスキームで解決するのが普通の考え方ですよ。できて5年、10年のSNS屋だって、それぐらいの知恵は回るわけで・・・・。

任天堂のプラットフォーム事業については、岩田社長以外の、まったく新しい顔が必要でしょう。「開発者」が必要なのではなく、「ビジネスマン」「スポークスマン」が求められるわけで・・・・元ドコモの夏野氏クラスとまでは言いませんが。


ネットサービスに関しても同様で、まったく駄目。
3DSのWebブラウザの仕様は石器時代レベルのシロモノで、スマートフォンがこれから普及する2011年の仕様とは到底思えません。また、うちのコメント欄でも、意見が出ていますが、ネット関連についての自慰的な「社長が訊く」は逆効果の極みでしょう。

他社のサービスを使っている人も少なくない中、他社より数年遅れて機能を実装している時点で情けないし、苦労話を語られても苦笑するほかありません。新規性あふれる、画期的なソフトを作っている人達がどうやって物作りをしているんだろう?という好奇心をうまく突いたのが「社長が訊く」だったはず。他社より劣った部分をさらけ出して、いったい何がしたいんでしょうか?

ああいう物を見て、ネットワークに強い優れたエンジニアがどう思うか。任天堂に入りたいとか、任天堂と一緒に仕事がしたいと感じるんでしょうか? 遅れているなとか、かっこ悪いなと思うだけでは? ソーシャルゲーム関連の企業が高額で人材獲得をくり広げている中、ああいった露出の仕方は哀れでさえあります。

ジョブズがiTunes Store作った人達とあんなこと話してる光景を見せますか? グーグルだって、facebookだって、Amazonだって、日本のDeNAやGREEだって、そんなどうでもいいことしないでしょ。さらっとかっこよく動けばそれで十分な物を、延々と苦労話しちゃうのはひどくカッコ悪い光景です。

というより、岩田社長は元々プログラマだったというブランディングなんですから、先端的な技術をわかりやすく語るとか、遊びへの面白い応用を示す場にのみ出てくればよく、他社よりはるかに劣った技術を語る場に出てくるべきではないでしょう。別段ネットサービスでヒットを出した経験もないんだし。

ああいう場に出てきてしゃべるたびに、「この人、実は何もわかってないんだな」感が増していきます。そういうのはね、すでにネット業界でキャラが確立しているはてなの近藤社長あたりにお願いして、かわりに訊いてもらえばいいわけですよ。

いや、まー、ハード性能の低さが原因であって、ネット関連のスタッフは決して能力不足ではない、と言いたいのかもしれません。でもあの見せ方は、「能力不足を自覚しない時代遅れの人達」という演出ですよね。本当は能力があるのだとしたら、あんな小芝居でくだらない事を言わされて、まったく可哀相な話です。ネットにはネットの見せ方があるという事を勉強したほうが良いでしょう。

それにしても、ネット系ベンチャーに夢を見せるみたいな事が本当にできてないですよね。DSバブルとWiiの序盤、新しいエコシステムを作るチャンスが少なくとも2度あったのに、どちらも見逃してしまいました。任天堂全体の収益からすればゴミみたいな金額で、お祭り感を演出することもできただろうに。


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2011-06

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