Latest Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

これが沈む太陽と昇る太陽の違いか。

数年前はともかく、いまやアップルと任天堂を比較するのは残酷なジョークにすぎません。

iPod→iPhone→iPadという風に次々と新しい市場と商品カテゴリーを生み出してきたアップルと、携帯機と据置機という過去のカテゴリーに固執し、おまけに据置機の衰退に対して効果的な手段を打てなかった任天堂。

新しいアイデアが画期的な商品となって結実し、そこに新しいビジネスモデルが加わる。それを成し得たのがアップルであり、過去のビジネスに囚われて最大のチャンスを逃がしたのが任天堂です。その落差こそが経営の差であり、登り続ける太陽と沈んでいく太陽の違いです。

両社の違いを見ると・・・・
  • 市場創造: アップルは新しい製品カテゴリーを次々に生み出してきた。DSの立ち上げ時の発言「3本柱」構想もただの口先で、任天堂は「携帯」「据置」の2つのカテゴリーに固執してきた。任天堂のユーザー拡大戦略は結局、既存マーケットの中でのユーザー層拡大にすぎず、カジュアルユーザーは取り込めても、ゲームファンは分化していった。
  • エコシステム: 全世界の多数の開発者を取り込む事で、アップルは巨大なエコシステムを構築し、決して無視できない巨大な市場を生み出した。一方、任天堂はユーザー層の分化に対応できず、サードパーティの離脱を招いた。
  • 優位性の継承: iPod touch、iPhoneのエコシステムを継承したiPadは当初の予想を超えた市場を生み出したが、任天堂は開発コミュニティの引き継ぎができなかった。
  • オープン性: アップルは完全にオープンな会社ではないが、既存のゲーム機メーカーよりもずっとオープンであり、その利点を最大限活用してきた。任天堂は悪い意味での「自前主義」に陥り、Wiiチャンネルはサービスが短期間で揃わなかったし、つまらない物ばかりだった。
  • 他社との役割分担: アップルはプライドの高い会社だが、組むべき相手とは躊躇せず組むし、相手を立てる時は立てる。エコシステムにおける役割分担が明確だからだ。任天堂は役割分担が不明確で、自分で何でもできると勘違いしている。そのため3DSでは、サードパーティの市場を維持するために自社ソフトの投入を抑制するなどと公言しており、馬鹿げている。その結果3DSがどうなったか? 愚かで傲慢な企業は色々なものを失う。


さてDeNAが決算を発表しました。
[jp]DeNAは売上1,000億円超のソーシャルゲーム企業に。Mobageアプリ版は5月に登場
ソーシャルゲーム企業としてめざましい成長を遂げ、売上高で2倍以上、経常利益で2.5倍以上に拡大しています。また2014年度の売上目標が4000億~5000億円、営業利益目標が2000億円と、野心的な目標を掲げており、積極的に海外事業への投資を続けています。

ここでDeNAと任天堂の決算を比較してみましょう。

売上高で約10倍、営業利益で約3倍の開きがあります。売上高は約1兆円で、2007年の水準まで低下しています。営業利益は前年度の半分以下で、1710億円程度。しかしこの差も、2014年度には逆転されている恐れがあります。3DSやWii後継機がDSとWiiほどの伸びを達成できなければ、DeNAに追い抜かれる可能性も。

無論、DeNAにも死角はあり、スマートフォンへの移行においては優位性を喪失する恐れもあります。DeNAは2、3年ごとに新しい事業の柱を生み出し、開発や経営のリソースをそちらに躊躇無く移してきた企業です。ミニゲームで集客し、アバターで稼ぐビジネスから、ソーシャルゲームで収益をあげるビジネスに転換し、さらにPCオンラインゲームや携帯ゲーム機ユーザーからユーザーを奪う戦略を明確にしています。

彼ら自身がハードを生み出さないため、新しい市場領域を生み出すという点では制限が多いのも事実です。しかし2014年度の目標売上高や営業利益を達成するまでは、その点は問題にならないでしょう。ゲーム機メーカー各社が古いビジネスに固執して、ユーザーを失っていった分を、ソーシャルゲーム企業が取り込んでいきます。

さてDeNAと任天堂の違いも一応見ておきましょう。
  • 既存ビジネスからの脱皮: アップルにも言える事ですが、DeNaもまた過去のビジネスモデルを捨てることをためらいません。DeNAはさらに過激で、本当に捨ててしまいます。DeNAと千趣会の合弁企業「モバコレ」の株式譲渡はその一例です。こういった大胆さはベンチャー企業らしいですね。
  • エコシステム: エコシステムという点では、公正取引委員会に調査に入られるあたり、DeNAにはいくつかの問題点がありますが、敷居の低さにおいては、既存のゲーム機とは比較になりません。また敷居を下げることの重要性を強く認識しています。一方で任天堂はゲーム機業界の常識にとらわれ、「最初は断る任天堂の優しさ」に見られるような、中小企業が参入しづらい状況を恥ずかしげもなく放置しています。支援ではなく、門前払いするあたりが姿勢の違いのあらわれです。それを問題とも思わないライターも不思議な感性ですね、いま振り返ると。
  • 積極的な買収と提携: DeNAに限らずIT系ベンチャーは自社で作れるかどうかではなく、「時間を金で買う」ために他社を買収し、提携していきます。自社でも1年あれば作れるかも知れないが、他社を買えば半年でできるなら半年という時間を買う、という経営感覚を古い大企業に要求するのは正直難しいでしょう。


さて、アップルと任天堂、DeNAと任天堂を比較してきたわけですが、逆にいえば相違点にこそ停滞を突破する鍵があると考えられます。
  • 市場創造: 「据置」「携帯」以外の製品カテゴリーに取り組む。
  • エコシステム: 開発の敷居を下げる。マイクロソフトはXNAにより、SCEはPSS構想により、既存のサードパーティと草の根開発者を併存させる努力をしている。
  • 優位性の継承: (驚き重視戦略を取っているため、極めて難題。たぶん無理でしょう。)
  • オープン性: マイクロソフトやSCEに比べても改善の余地が大きい。
  • 他社との役割分担: 3DSにおける現状を見る限り、本質的な組織的傲慢さは度しがたく、かなり難しい・・・・。ゲームファン向けのソフトを任天堂が作ったり、販売する必要性は薄いわけで、得意な会社と組んでいくのが大切。
  • 既存ビジネスからの脱皮: (脱皮するチャンスはすでに失われている。まず3DSとWii後継機を普及させてから・・・・。)
  • 積極的な買収と提携: ガンガン買うべき。当然すぎる。ネットサービスに関してはスピードを重視して「自前主義」を改めると公言しているが、E3までに発表できるかどうかで、スピード感が見える。

もはや限界突破のチャンスは失われ、これから数年は失地を挽回することに労力を割かなければいけない状況です。それを経営の愚かさというはたやすいものの、期待した方が愚かなのでしょう。

Wiiのゲーマー市場とサードパーティ市場の展開も、3DSも「言わんこっちゃない」ですしね。

まあこの苦境を乗り越えることが重要です。あのソニーの出井氏だって、前半は名経営者として賞賛されていたわけですよ、今では戦犯扱いですが。「中興の祖」か「戦犯」か、結論はこれからの10年で出るんですよ。残酷だな、世の中は。



スポンサーサイト

任天堂の苦悩が見えるなあ・・・・。同情し、共感し、しかし残念なため息。

任天堂が決算説明会の「質疑応答」を2日遅れで掲載しました。
今回、以前に比べてかなり時間がかかった理由は不明ですが、好意的に見るなら、微妙な言い回しや誤解を招く言い回しを修正し、推敲してから載せた、という事でしょうね。

実際に参加したわけではないので、実際の説明とテキストのニュアンスの違いまではわかりませんが、テキストを読んで感じ取れるとおり、言い回しが非常に注意深くなっており、揚げ足取りを恐れているような印象を受けますね。まあ世の中には、経営者のひと言ひと言の隙をついて、難癖をつけるのを好むネガキャン人間もいらっしゃるようですから、なかなか要らぬ苦労が絶えないのかもしれません。

そういった苦心は、例えばGDCの講演についての回答からもうかがい知れます。
まず、GDCの私の講演についてですが、私自身は自分の講演の全文をウェブページに載せておりまして、実は一つ大変残念に思っていることがございます。
 私がゲームの量と質を対立軸として話したと報道される方が多かったのですが、せめて報道される方は、全文が日本語で載って出ているわけですから、それを読んだ上で報道していただきたいと思いました。私は量と質の対立などとは全く申し上げていません。さらに、誤解されている方の中には、「任天堂はスマートフォンやソーシャルゲームに押し込まれていて、それらを質が低いと斬り捨てた」みたいなことを書かれていたりしていましたが、そんなことは全く申し上げていないわけです。
まー、こういった事をいくら言ったところで、後からごまかしていると思う人は思うので、大変ですよね。率直に同情します。しかし任天堂のホームページでテキストを読む人間は任天堂ファンが多いわけで、わざわざフォローする必要は薄いし、一番誤解(?)している人間はわざわざ読みにこないでしょう。

岩田社長のGDC講演のテキストをいくら読み返しても、そこからある種の対立構造を読み取る人はいくらでもいるでしょう。米国のゲーム業界事情という文脈に載せた際、どちらが素直な解釈だったのか。メディアの報道が必ずしも正しいとはいいませんが、あの報道結果は1つの証左ですよね。報道側がちゃんと話を聞いてないとか、講演テキストを読んでないとか、言い訳めいた事を言われても、失笑されるだけ。

ご本人も、本当はそういう事もわかってると思いたいですね。菅首相の国民はわかってくれない系の愚痴じゃあるまいし・・・・。
他社さんのゲームの質が高いとか低いとかいうことを申し上げたつもりも全くありません。ただ一方で、私が「一言で言えば量と質の対立の話をした」というふうに要約できてしまう文脈で話をしたというのは、これは私の至らないところで、私が反省しなければいけないことだとも同時に受け止めています。

んー。
気にしなきゃいいのに気にするから、かえって揚げ足を取られる典型例に見えますが、ま、それはさておき、内容について。


非常に特徴的なのは、任天堂1社では市場を立ち上げられても、維持はできないことをはっきり明言したことですね。数年前には、非常に熱狂的な人達がネットで暴れまわり、一部のサードパーティソフトの売上が低調だった結果をもって、「サードは低品質、努力不足」「サードは任天堂ハードに不要」という意見をばら撒いていましたが、そういった虚妄を見事に否定しました。

まあそんな事は当たり前なんですが、任天堂自身の物言いがやや不遜だったことも度々あり、また具体的な改善策がほとんど発表されていないため、サードパーティに対する姿勢は不透明でした。単独主義ではやっていけない事を明確に肯定したのは好感がもてます。

また岩田社長が肝いりで立ち上げたといわれるWiiチャンネルについても、非常にオブラートに包んだ表現をしていますが、失敗した事実を認めており、Wii後継機では何らかの改善を考えているように見受けられます。

では具体的にどんな改善がありえるのか。
一方で、特に今のネットワークにかかわる分野においては、われわれが社内のリソース、あるいは長年お付き合いしている開発会社さんとの組み合わせだけでできることでは、世の中のスピード、あるいはお客様の求めるスピードにマッチできないと思っています。これはM&Aという形になるのか、それとも提携という形になるのか、具体的に「この例はこうです」ということを今申し上げませんけれども
(略)
 先ほどのWiiのコンセプトに関するご質問の話ともちょっと絡むのですが、私は任天堂がWiiの普及の初期にもう少しネットワークサービスで社外の方々と上手に連携できていれば、Wiiの未来は変わっていたのではないかと感じることが正直ございます。すなわち、任天堂はその時点では悪い意味で若干自前主義に陥っていたかもしれません。
うちの読者にしてみれば、僕がずっと書いてきた事そのままですね。要するにアライアンスの改善です。任天堂自身のネットワークサービスの企画力、開発力、運営力は大したことがありません。外部のもっとスピーディな企業と組むのは当然の決断です。Wiiが残念な結末を迎えた一因はアクティビティー、稼動の低下であり、稼動を維持するためのWiiチャンネルだったわけで、なるほど、サードパーティ施策と並んで、大きな失敗原因といえます。

とはいえ、正直いって、ソーシャルゲームやメディアでは大型買収が珍しくなく、企業を買ったり、提携すればスピーディかというと、単純にそうではありません。買収や提携を決断し、実行する事自体が非常にスピード感を求められるわけです。3ヶ月に1社買っても、まだ遅い、というぐらいの速度感で動いている世界であって、なんの実体性も伴わないこの発言だけでは、まだまだ甘いと思います。

DSやWiiの絶頂期、アップルと並び賞賛されていた時代なら、多少ゆっくりしていても問題は無かったかもしれませんが、3DSの初動につまずき、Wii後継機を一から普及させていかなければならない現状では、スローな印象を拭えません。まあE3で劇的な発表が出てくることをいちおう期待しておきましょう。その時点で何か具体的にいえないなら、全然駄目ですよ。ソーシャル界隈のスピード感からすれば、止まっているようなもの。

3DSにおけるサードパーティ施策の自称改善と同じように、ネットワーク分野での改善も、口先程度といわざるを得ないでしょう。E3での発表が非常に楽しみですね。


ただの謝罪ではなく、安心という標語でもなく、本質的な改善を期待したい。

PlayStation®Network/Qriocity™をご利用の皆様へのお詫びとお願い
世の中に完璧なセキュリティはなかなか無いとはいえ、会員数7700万人以上のサービスでの不正アクセス事件は前代未聞であり、世界的な恥辱と言ってよいでしょう。ゲーム機にクレジットカード情報を登録する事への抵抗感は確実に増したはずで、日本のゲーム産業だけでなく、全世界のダウンロード・コンテンツマーケットに打撃を与える衝撃。

しかし個人的な見解を述べれば、そもそもゲーム機にクレジットカード情報を登録させる方式そのものに疑問があります。せめてドコモのDCMX miniのように、中学生でも契約可能な低い限度額(1ヶ月1万円)の専用クレジットサービスを用意する等、世界のソニーらしい、新しいサービスの提案へと繋げていただきたいもの。

NGPのような中高生の利用者も多いゲーム機を発売し、ダウンロードコンテンツを積極的に推進していくなら、従来のプリペイドカードやクレジットカードだけでは不十分。今回の事件に対する謝罪とセキュリティの改善は必須としても、萎縮しすぎることなく、より安心な決済手段をゲーム機の世界に持ち込んでほしいものです。



3DSマジヤバイ、PSPの半分しか売れてない!!!
さてPSNの騒動にまぎれて、3DSの低調が続いています。
先週はついにPSPの週間販売台数の半分を割りました。Wiiも4桁に落ち込んでいます。今年アクティブに売れているのは、携帯機はPSP、据置機はPS3という状態で、マーケットの中心は任天堂ではなく、ソニーになってきました。サードパーティ市場、ゲーマー市場という意味では、さらに傾向が顕著になっており、市場の分化はますます明確になっています。


落日を眺めるような気分だね。

任天堂は4年9ヶ月ぶりの2万円割れ、前期実績・今期見通しともに予想下振れ
悪材料が出尽くしてないという分析はおそらく正しいと思います。
決算が悪かったから慌ててWii後継機を発表してる時点で、見透かされちゃう、ってわかんないんでしょうか。3DSを何とかしろよと思ってる業界人が多数いる中、Wii後継機の話をしてもね・・・・。


自称ルーンファクトリー開発スタッフいわく『死んでも任天堂ハードでやらない』『任天堂は全力無視』『NGPに全力投球』
まー、今の3DSやWiiの状況を考えると、こういうツイートが面白おかしく、そこそこ現実味をもって広がってしまうのは仕方ないんでしょうね。

ネバーランドカンパニーは以前に退社している、とご本人がつぶやいているわけで、現在のマーベラスやネバーランドとは無縁と考えるべきでしょうが、ゴシップメディア的にはおいしいネタでしょう。正しく情報は伝えたいものですね。
まあ、自分もびっくりなんですよね。 ネバーを辞めてソーシャルゲームを作る会社を立ち上げてから始めたTwitterがまだネバーに居ることになっているとは…
つっても、似たような話はあちこちで起きてそうです。
・・・・と考える人が多そうなのが問題なんですよね。


2011年4月26日(火)第70期 決算説明会
任天堂株式会社 社長 岩田聡 講演内容全文

ところで決算説明会における岩田社長の「普及の課題」はシュールなジョークが交じりすぎてて、読んだ人が不安になるだけだと思いますが。使い方を啓蒙しなければならないほど、立体視が魅力的なんでしょうか。遊びを作るメーカーなのか、立体視普及委員会なのか、どっちですか?と突っ込みたくなるような感じもします。

立体視が「時間稼ぎ」だという事は、普通に考えたらわかりますが、「次の矢」の準備が済むまでは公然と言うわけにはいかないし、一方で立体視押しも呆れられてしまうリスクが伴います。そりゃ、みんなが冷静に考えて、任天堂にとって都合のいい解釈と深い理解をしてくれたら、話は別なんでしょうけどね。そうじゃないから、Wiiはああなったわけでしょ。

DS最盛期なら、発言を勝手に深読みしてくれたかもしれませんが、現状でその場しのぎの戯れ言を重ねても「マジにアレかもしれない」と誤解する人を増やすだけでは?


他にも、数だけそろえた感満載の内蔵ソフトを押していこう、とか、いまだに他社に追いつけないネットワークサービスを語ってみたり、とか、苦笑ポイントが多すぎます。

やー、内蔵ソフト押しなのは、ARとかすれちがいを立体視に続く矢として考えているからなんでしょうけど、ARってNGPでもスマートフォンでも可能だし、カメラの解像度考えたら、そっちの方が有利だろうし、つか無料アプリばらまけるスマフォの方がバイラルでも広がりやすいですよね。ポケモン連携で子供には広げられるだろうけど。すれちがいに関しては、あえて言うまい。


まあ一番すごいのは
過去の当社の新しいプラットフォームの発売時の中でも最大級の潜在需要があるということは、 私たちの市場調査でわかっているわけですが
自画自賛な売上を出せないので、自画自賛な市場調査を持ち出してきたあたり、どんなアンケートだったのか、質問文を見てみたいものです。

例えば、「すぐ欲しい」「欲しいソフトがあれば欲しい」「値頃な価格になれば欲しい」「どんなソフトが出ても安くなっても欲しくない」という回答から選ぶ場合、選択肢の3/4が「ほしい」、「買いたい」と感じてくださっている方になっちゃうんですが?

勝ってて、やることなすこと、ほとんど全部うまくいってる時に有効な方法論と、徐々に追い詰められている状況で有効な方法論は当然違うわけで、対ユーザー、対流通、対サードパーティ、対開発者、対アナリストのコミュニケーションの手段はそろそろ見直すべきな気がします。

沈まない太陽は無いんですから。
もちろん日はまた昇るのも確かですが。


都合が悪いから載せなかったなどという妄想は決して抱かないようにね!(追記)

株主・投資家向け情報 > IRライブラリー > IRイベント(動画等)
2006年度からの5年間で、決算説明会の「質疑応答」テキストが掲載されなかったのは初めてですね。

だからと言って、都合が悪かったから載せなかったなどという虚妄は抱くべきではありません。よい子のみんな、わかったかな?

追記
2日遅れで掲載。
従来よりも時間がかかったあたり、言い回しのテキスト化に神経を払っていることがうかがえますね。GDC講演についても言及も注目。
任天堂の苦悩が見えるなあ・・・・。同情し、共感し、しかし残念なため息。

公式の引退宣言。そして・・・・

任天堂が公式に「Wii後継機」の発売を認めました。
決算が悪かったため、少しでも良い材料を出しておきたかったのでしょうね。
【速報】任天堂、Wii後継機の発売を正式に認める 2012年発売決定

まあ3DSがうまく立ち上がっていない状況で、据置機の話をされても、ゲームファンにとっては困惑するだけ、ゲーム業界人は苦笑するだけでしょうが・・・・。とはいえ、Wiiの状況は放置もできず、何か発表せざるを得ないのも確か。

岩田社長『3DSの盛り上がりが一回冷えてしまい、われわれはゼロからのやり直しだと思っています』
そして3DSのローンチについては、事実上の敗北宣言とも取れる発言も見られました。巻き返しが秋からになるという見解のようで、極めて冷静にマーケットを見ています。

カジュアルユーザーの間で流行させることができなかったし、ゲームファンからは見限られつつあり、評価を回復するには一定の時間を要するでしょう。少なくとも国内においては、ゲームファン向けのソフトはPSPとNGPという流れで進むでしょう。今任天堂に求められているのは、カジュアルユーザーをまず取り込む事であり、ゲームファンの取り込みはその先の課題です。順番を間違えることなく、着実にマーケットを築かなければ、それこそ足場を狭くしてしまう危険性も・・・・。


3DSとWii後継機の世代では、携帯機と据置機の両分野で大きくシェアを落とす恐れも出てきました。とても悲しいですね。胸が張り裂けそうです・・・・。

しかし冷静に振り返ってみると、悲しいものの、まあ天空のお城がどうなろうと、別段、天空を仰いで信仰する人達が騒ぐだけで、地上に暮らす大部分の人達には実はさほど影響は無いような気がします。ゲームファンにとって現在はPSPがあればよく、サードパーティにとってもWiiはほぼ不要ですよね。


歯止めのかからない3DSの失速

20周年を迎えたスパロボの最新作「第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇」が30万本越えの「ゲームソフト週間販売ランキング」
3DSの失速に歯止めがかかりません。
週販で3万台を割ったほか、マルチタイトルの『プロ野球スピリッツ2011』の売上も低調でした。PS3版が8万6000本、PSP版が7万1000本、3DS版が1万1000本という結果で、少なくとも今の3DSはあわててソフトを出してもろくな結果にならない事が明らかです。

任天堂が普及台数を積み上げてから、実際にどれぐらいのゲームファンがハードを購入しているか、慎重に見極めながらソフトを小出しにしていけばちょうどいい。1年目にあわててソフトを投入しても、爆死するのが目に見えています。


ゲーム業界の次のムーブメントはNGPにあり。
3DSに対するガッカリ感もあって、その情勢に拍車がかかりそうです。

最大普及ハードは3DSかもしれませんが、そこにサードパーティのソフト市場がどれほど存在するのか。また市場の性質はどうなるのか。PSP市場が堅調な現在、よくよく見極めてからでも遅くはないでしょう。

国内のアクティブな市場は、DS→PSPと移り変わりました。では今のPSPソフト市場を引き継ぐのは3DSなのか、NGPなのか。任天堂はサードパーティ重視をうたい、ゲーマー好みのタイトルをそろえる努力を始めていました。それがすべて上手くいっていれば、DS→PSP→3DSとなり、NGPの出番は無かったはずです。

しかし任天堂は大きな失敗をおかしました。
  • 3D液晶とジャイロセンサなど、矛盾した仕様が多く、新しいワクワク感よりも、DSとの変わり映えの無さが露呈してしまった。
  • 2万5000円という価格設定により、ユーザーに高いというイメージを植え付けた。さらにサードパーティや流通からの不信を招いた。
  • 一部メディアでのインタビュー等で露出されているとおり、立ち上げに関して任天堂はらしくない状況に陥った。その結果、各社のローンチタイトルの完成度が低下してしまった。
  • ソフトの品質や新規性が感じられないため、ゲームファンから高い評価を得られなかった。またタイレシオが悪く、ソフトが売れない印象を植え付けた。
こうしたさまざまな失敗に加えて、震災の影響により、ライトユーザーの関心がゲームから離れてしまい、大量の宣伝も打ちにくくなり、悪いスパイラルに入ってしまいました。ゲームファンからは「失敗機」の烙印を押され、失地を挽回する頃には、NGPの情報露出等でそちらに関心が移っていきます。

というよりも、もはや3DSは「ゲーマー層の奪取」という課題ははるか遠く、まずはDSの後継機として、一定のマーケットを築き上げるほうが優先です。

率直にいって、3DSとNGPはユーザー側のイメージとしては、WiiとPS3ぐらいの格差があり、そのイメージを覆すのはもはや容易ではありません。任天堂ファンを囲い込んでいる任天堂はともかく、サードパーティのゲームファン向けのタイトルに関しては、しばらく不振が続くでしょう。

そして売上の不振はタイトル供給の低下につながります。ゲームファン向けのタイトルはPSPとNGPに偏っていき、ライトユーザー向けとファミリー層向けのタイトルが3DSに偏っていきます。そういう流れがますます顕著になっています。


事実上の引退から引退宣言へ? Wii次世代機の課題とは?

Wii次世代機に関するさまざまな噂が急激に増えています。
あわせてWiiの値下げも噂されており、ネットで情報を収集しているゲームファンにとっても、「引退宣言」が間近に迫ったと感じている人が多いのではないでしょうか。
まー、とっくの昔に「事実上の引退」でしたが。

この段階で確定的な物言いはしませんし、できませんが、噂されている2012年末というタイミングは非現実的なものではありません。(参照:2011年末にWii次世代機は登場するのか?

参照として挙げた記事で書いたように、2011年末に発売することはあり得ない状況でした。かと言って2013年末以降まで引っ張るのは、Wiiの現状からあり得ない。2012年末というタイミングは遅すぎますが、仕方のないラインと言えます。

性能的にはXbox360とPS3に比べて、多少良いか多少悪いか、いずれにしても大差ない性能に落ち着くでしょう。大幅に上げるのは(初期のXbox360のような大きさにでもしない限り)厳しい。あそこまで場所を取るサイズは、任天堂の従来戦略を考えれば、あり得ないでしょう。


持ち運べない据置ゲーム機では、2つの点が重要になります。
  • リビングに置かれるか、自室に置かれるかという環境依存の問題。
  • 日本は例外的な状況で、北米を中心にいまだにソフト購買力のあるユーザーは据置ゲーム機を支持している。
Wiiはリビングゲーム機としては成功しましたが、ゲームファンに支持されるゲーム機にはなり得ませんでした。その結果、サードパーティ市場が縮小していき、一番普及しているゲーム機で開発費も最も低額であるにもかかわらず、一番タイトル数が少ないという皮肉な状況に陥ってしまったのです。

サードパーティにとって重要なのは売れることであり、ある程度数の予想がついてビジネスが展開できることです。売れなければ、開発費が安くても意味がありません。開発費の安さだけを求めるなら、携帯機やモバイルに特化していけばいいだけです。

どういうマーケットを築くのか。プラットフォームホルダーがそこから逃げない事が肝要です。情報の出し惜しみでは定評のある任天堂ですが、Wiiおよび3DSの反省を活かすなら、サードパーティ施策を改善し、潤沢な台数の開発機材を早い段階でサードパーティに供給することが重要です。

そうでなければ、単にマルチタイトルや移植、リメイクがずらっと並び、「1世代前のローンチと変わらんな」という状態に陥ってしまうでしょう。投入タイトルが間に合ってない状況は、良く言えば「タイトルの温存」ですが、プラットフォーム展開の明確な失敗にすぎません。そして温存戦略(笑)は天運もあるとはいえ、物の見事にずる滑りしました。当たり前だろ。


Wii次世代機が3DS以上に厳しいのは、Wii向けに開発している会社が極端に減っている事です。新しいハードを立ち上げる際はどうしても開発期間が短くなり、移植やリメイク、続編のほか、レベルファイブがDS向けのタイトルを3DSに切り替えたように前世代の開発タイトルの切り替えが行われます。3DSの場合、DSが一定以上の市場を維持していたため、DS向けのタイトルを3DSに持っていってもらう事ができました。しかしWiiではそれが厳しく、サードパーティソフトを揃えるための敷居はグッと高くなっています。

マルチプラットフォーム展開にしても、任天堂のゲーム機はユーザーの住み分けが違う、という認識が浸透している今、マルチタイトルの供給を得るだけでも、それなりに強い働きかけが必要です。

ましてオリジナルタイトルの開発、ハードの特性を活かしたソフトの開発ともなれば、相応の努力が不可欠で、従来の「まず任天堂のファーストタイトルがお手本を見せて……」という姿勢では、そっぽを向かれてしまう恐れがあります。任天堂が単独で大きなシェアを握っていた時代の「お手本主義」はもはや通用しません

現在プラットフォームは多数あり、ユーザーは普及台数の多い1カ所に集まるのではなく、あちこちに分散しています。過去の成功体験を今度こそ捨てて、ファーストとサードが同じスタートラインに立てるかどうか。そこまでしないと、プラットフォームの成功はないでしょう。最低ライン。

そして持ち運べない据置ゲーム機ではネットワークサービスが重要になってきますが、従来任天堂はここが極めて弱く、企画力と技術力の両面で大きな課題がありました。ここをどう改善してくるかも興味深いですね。素直にXbox LIVEをパクるのは大前提としたいところ。優劣の問題ではなく、最低ラインという物がある、という事をそろそろ理解した方がいいでしょう。1世代遅れでキャッチアップする程度の技術力は期待したいですね。2世代遅れるようであれば、ただの論外。


今年の3DSサード市場は駄目だろ、そりゃ。

『時のオカリナ』『スターフォックス』といったN64の名作のリメイクの発売日が立て続けに発表されました。任天堂がこのタイミングでプレサイトを立ち上げるのはなかなか珍しく、任天堂の焦りが感じられる展開ですね。

  • 震災により、「3D」の驚き効果、バイラル波及が完全にふっとんだ。本来であれば半年、1年は驚き作戦で時間を稼ぎたかったのでしょうが、完全に的がはずれてしまった。「次の矢」を放つまでの時間が稼げない。
  • ローンチタイトルの薄さと完成度の低さにより、ゲームファンが3DSを見切りつつある。
  • マーケット的にPSPのほうが好調なため、PSPからユーザーを奪うはずが、逆に奪われるという皮肉な状態。

まー、震災の影響も薄くなっていく夏商戦で、第2のローンチを仕掛けたいところですし、せめて任天堂ファンの関心だけはつなぎ止めなければ!とばかりにリメイクを連発するのも間違いではありません。しかし任天堂が頑張れば頑張るほど、「任天堂ソフトだけが売れる任天堂ハード」という特性は強くなっていくわけですね。

年末商戦で勢いを取り戻したい任天堂にとって、それを考慮する余裕は無く、DS初期と同じか、Wii中盤以降のようなマーケットが形成されるのは子供でもわかります。今年の3DS市場は後半になって復調するかもしれないが、3DSサード市場は駄目だろ、そりゃ。

次世代の立ち上がりが遅れたうえ、DS市場が縮小した今となっては、PSPが今年、そして来年もある程度のボリュームをもっていることは確実です。そうなると、慌てて3DSにソフトを投入しすぎるのはリスクが高く、PSPと3DSのマルチ展開だったり、NGPと3DSのラインナップバランスの見直しだったり、色々な思惑が動き始めますよね。


『BLAZBLUE』のPSP版と3DS版の売上格差があまりに泣ける話などもあり、PSPと3DSのマルチ展開は「やっぱりゲームファンには売れないね」という悪印象を強化する恐れが強いです。

「3DS版『プロ野球スピリッツ2011』は製品レベルじゃない!」 購入者、泣く。
さらに3DS版の完成度の低さも際だっており、せっかくハード立ち上げたばかりなのに、「3DS版は回避」とゲームファンに刷り込みが行われています。どうして完成度が低いソフトが目立つのか、ローンチタイトルが貧弱なのか。答えは業界人であれば知っているわけだし、一部に漏れています。

携帯やスマホにもゲームがあふれる時代に、任天堂が「ニンテンドー3DS」を発売する意味を考える
このように、各メーカー幹部からは大変受けがよい3DSではあるが、発売に際し方々の現場サイドは大変だったようだ。複数の関係者は異口同音に「任天堂さんを見ていると、何が何でも2011年3月期決算内に3DSをリリースするために、今回はかなりムリしていたような気がする。あんなに余裕のない状況はいつもの任天堂さんからは考えられない。よっぽど、今回は大変だったんでしょうね」と同情してみせる。
そこまでして出す必要あったんでしょうか。完全に究極にただの結果論にすぎませんが、夏発売で良かったですよね。

どうしてそこまで余裕が無かったか。それは任天堂の現在の権力構造を見れば、浮かび上がって見えてきますよ。


普及台数至上主義が完全に終了。そして未来は見えた。

人が集う場はすべてが“プラットフォーム” 既成概念を捨て新たな成長戦略を描くカプコン
『モンハン tri』をWii向けに発売したカプコンも、ついに普及台数至上主義から脱却したようです。解脱に乾杯!
 ただし、プラットフォームの選択に当たっては、これらすべてに均等に移植するという話ではなく、マルチプラットフォームという基本戦略をベースとしつつ、その後のビジネスの広がりが期待できる可能性を持つハードを見極めて、コンテンツを投下していきます。

 ここを間違って、単に普及台数が多いハードにコンテンツを投下するようなことをしてしまうと、せっかくの企画がハードにマッチせずにヒットしない状況となる恐れがあるわけです。普及台数が多いからといって、そこに出したゲームがヒットするという時代は遠い過去のものですからね。
PSPで発売された『モンハン ポータブル 3rd』の売上が、国民機だったDSで発売された『ドラクエ9』を抜いたこともあり、普及台数が重要なのではなく、どういうユーザー層がマーケットを支えているかが大切、という理解が浸透していったのでしょう。現状のWiiマーケットも、こうした変化を象徴しています。

普及台数至上主義は終わったと書き続けてきた僕も、正しい理解が業界に浸透していって良かったと思いますね。DSという超巨大プラットフォームの幻想を背負った3DSも、夢や幻が雲散霧消して、所詮GBAの孫にすぎないという実態が明らかになりつつあります。

DSとPSP、WiiとPS3で、客層が完全に分かれたように、3DSとNGPもユーザー層が分化していくことでしょう。ネットの各地のユーザーの正直な意見を見ればわかるとおり、既に現時点でユーザー層は分かれています。

NGPはゲームファンに支持され、3DSは任天堂ファン系ゲーマーと子供、そしてカジュアルユーザーに支持される。しかしカジュアルユーザー層はソーシャルゲームやスマートフォンにどんどん食われているので、サードパーティがカジュアルユーザー向けにゲームを出しても、そこまでの市場はありません。

強烈なブランドパワーをもつ任天堂タイトルのみが売れていき、結果的にサードパーティのカジュアルユーザー向けのソフトは早期にシュリンクしていきます。後に残るのは「GBA+GC」程度のマーケットなのでしょう。

そこまでは見えた世界。
熱狂的な信仰心をもった人たち以外は、そこまで見えています。


失速の果てに


3DSの週間販売台数がついにPSPを下回ってしまったようです。
サードパーティ施策を重視し、サードパーティソフトが大量に集まるかのような幻想を生み出したにも関わらず、実際にはローンチタイトルは貧弱。任天堂タイトルも勢いがなく、3DS本体内蔵ソフトもすぐに飽きるものが多い。

こういう状況に加えて、震災で消費者心理が冷え込んでしまった事もあり、かなり厳しい情勢です。PSPと3DSのマルチタイトルという形でリスクヘッジする動きが加速するかもしれませんね。そして『ブレイブルー』のようにPSP版と3DS版で大きく売上に差が付くような結果が続くようであれば、ゲームファン向けのソフトはPSP、NGPに偏っていくと思われます。

3DSの立ち上がりは成功と言えるのか? データで見る3DS、DS、PSPのローンチ比較
「ただし、それでも3DSがDSのような社会現象を引き起こすのはやはり難しいでしょう。もちろん絶対にないとは言い切れませんが、通常、短期間に同じブームが2度繰り返されるというのは考えにくい。おそらく最終的な普及台数は、1600万台~2300万台程度に落ち着くと予想します」
メディアクリエイトの細川氏の分析はかなりシビアで、3DSはDSのような大きなブームを起こすミラクルマシンではなく、GBAのような従来のゲーム機として売れていく、と考えているようですね。「任天堂マジック」という幻想が雲散霧消した今、ゲームファンの大半が納得する分析でしょう。


懸念されるのは、ゲームファンのハートを掴めず、一般層の関心も呼ばないことです。ローンチタイトルの内容をみれば、ゲームファンがそっぽを向くのは当然です。一方、DSで実績のある2タイトル、『レイトン教授』と『nintendogs+cats』が意外と伸び悩んでいる点も気になります。カジュアルユーザーに魅力を提示できていないし、震災の影響で消費意欲も冷え込んでおり、特徴の1つにしていたすれちがい通信の強化も、さほどのバイラル効果を発揮していません。

まあ任天堂は、ネットワークや通信系については、自信満々な時ほどはずすという傾向がありますからね……。Wiiにおいても誇らしげに「WiiConnect24」を掲げておきながら、活かしたヒットタイトルを1本も出せず、待機時の消費電力が上がってしまう無用の長物になっています。
Wiiは最もグリーンなゲーム機ではない
ヒッティンガー博士のレポートによれば、WiiConnect24を有効にしたWii本体の電力消費は550W/時で、これはXbox 360の125W/時やPS3の107W/時を遙かに超える数字です。また、WiiConnect24を無効にしても、電力消費はXbox 360やPS3と同等程度だということです。

ちなみにWiiの消費電力の97%はゲーム機が使用されていない時に使われているとのこと。他のゲーム機(WiiConnect24を無効にしているWiiを含む)では10~30%だそうです。
すれちがい通信の強化やいつの間に通信についても、同じような結果になる懸念があります。

3DSは先行きの不透明感が増しており、期待できるラインナップの発表が望まれます。また、実験的なミニゲームやデモソフトではなく、3DSならではのオリジナルタイトルの登場も不可欠でしょう。

「本体ソフトを充実させた」と言っても、1つ1つの作りこみやボリュームが甘く、すぐに飽きてしまう内容では意味がありません。DSの「ピクトチャット」、DSiの「うごメモ」のような、とっておきの1本があれば十分なはずで、有象無象のデモソフトを並べられても困りますよね。ユーザーが遊びたいのはゲームであって、可能性のデモンストレーションではありません。


失速し、停滞した後の世界とでもいうか。

あれ、おかしいな・・・・絶対勝ちハードで、サードパーティと連携していく宣言してたはずだけど、ソフトが続々集結し・・・・てないね・・・・。

予定の約半数という状況、4月、5月と牽引力のあるタイトルに欠ける状況、カジュアルユーザーの購買意欲を刺激する施策が見えない状況、・・・・。

Wiiについてはもはや言及するのが残酷すぎる・・・・。

こんなの絶対おかしいよ。

絶対勝利ハード3DSでさえ、今頃水面下で、各社が急ブレーキしているかのような悪寒をおぼえてしまうのは気のせいですかね?

これが3DSという世界なのか。
さて各社の戦略転換がどうなるかに注目です。


なかなか面白い逆転のされ方ではあるよね。負けるはずがない圧勝から3年。

「3DS 失速」で検索すると、ふーむ・・・・いくつもの記事が引っかかりますが、2週ほど前の記事が上位にくるあたり、その時点で3DS=失速という認識は確定的になっていたようですね。

震災の影響だから仕方ないという論調も、PS3やPSPの販売台数が堅調な現状では、なんの説得力もなく、3DSは魅力が薄いというゲームファンなら誰もが感じていた事実が浮かび上がっただけです。

問題はソフトですよね、ソフト。先行き不透明なのはラインナップが貧弱なため。E3ではスーパービッグサプライズなタイトル発表を期待したいものです。

さて面白い統計が出ています。

2010年度国内ゲーム市場規模は約4726億円――PSPがDSを、PS3がWiiを初めて上回る
累計普及台数はいまだに任天堂ハードが上ですが、現在進行形でソフトがどれぐらい売れているか、ユーザーがハードを稼働しているかでみれば、もはやPS系ハードが任天堂ハードを越えているのは誰でもわかります。アクティブ台数ではすでにシェアは逆転していますし、それが今のゲーム市場にもあらわれています。

アクティビティーが重要になる、というのは2008年の頃から書いてますが、普及台数史上主義という幻想は業界においても、2008年から2009年にかけて、雲散霧消していきました。


«  | HOME |  »

2011-04

検索



カテゴリー

月別アーカイブ

最近の記事

最近のコメント

連絡先

RSSフィード

忍者カウンター

 

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。