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サード軽視、ゲーマー軽視の末路がこれか。割り切ればいいんじゃね?

夏商戦でPSP、PS3が共に躍進し、任天堂プラットフォームが大きく退潮しています。特にWiiは任天堂ファン以外にとって「今年で終わり」という印象が強いですね。

「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村」が売切れ店続出!
今夏商戦(集計期間:6月28日~8月29日)の市場規模は、前夏商戦に比べてハードが18.8%減の124万台、ソフトが19.3%減の986万本と、両市場とも2割近く落ち込む厳しい結果となったが、その内訳を見ると、DSとWiiが落ち込む一方で、PS3はハードが4.3倍増の25万台、ソフトが 3.1倍増の181万本と急伸。またPSPもハードが11.1%増の29万台、ソフトが49.4%増の228万本と数字を伸ばしており、任天堂プラットフォームとソニープラットフォームの明暗がハッキリ分かれた。その結果、PSプラットフォームの販売シェアは、ハード市場で23.7%から45.2%へ、ソフト市場で25.8%から43.5%へ大きく上昇した。

発売予定のラインナップも寂しく、Wiiチャンネル構想も事実上の崩壊。「過去のソフト資産が遊べるゲームキューブ」になりつつあります。ハードスペックを考えれば、よく健闘しましたね、良かったね、パチパチ。と評すべきなのかな?

まー、スペックで勝負が決まる世界ではないのですが、魅力的なソフトが十分な数そろわなければ、途端に旧世代と大差ないゲーム機に落ちてしまう。世の中の流れを味方につけたような、神がかった勢いが無くなれば、ただ実体のみが残る。勝ったから忘れちゃったんでしょうかね・・・・。危機感なかったよね、Wii戦略。

ニンテンドー3DSの期待度は? ゲームコミュニティではTwitterが大躍進? 2010年夏の特大アンケート,集計の途中結果(2万人分のデータ)をドーンと公開
そういえば、4Gamerというディープなサイトにおけるアンケートの結果が公開されていますね。読者層の濃度を考えると、これをそのまま世間一般に敷衍はできませんが、ゲーマー層の現状を知る上では興味深いデータです。
データを見れば一目瞭然なのだが,昨年からのPlayStation 3(以下,PS3)の伸び率が凄まじい。これは,2009年末に発売された「ファイナルファンタジーXIII」や,新型PS3の投入など,複合的な要因によるものだと推測されるが,一方で,4Gamerの読者属性自体の変化も無視できない。
(略)
 ただ,他社の調査データや昨今のPS3向けソフトの売り上げ,あるいは別途調べたゲーム機の利用頻度の結果を見る限り,PS3がゲーマー層の強い支持を受けているプラットフォームになっているのは確かなようだ。とくに「利用頻度が高い」と答えた絶対数が,所持率を上回るニンテンドーDSなどを押さえて2 位(しかも,限りなく1位に近い)につけているのも興味深い。
PS3の大躍進は、うちの読者なら、言わずもがなの事象ではありますが、改めて確認できましたね。PSPと共に日本のゲーマー層のメインプラットフォームとして大活躍しています。

『モンハン3』発売前のWiiとPS3、今のWiiとPS3。サードパーティ市場については逆転してしまった感じですよね。大きく情勢が変わりました。ゲーマー軽視、サードパーティ軽視の姿勢を早期に改められなかったのがWiiの失敗点。手を打つのがちょっと遅すぎましたね。

そもそもサードパーティソフトにおける最大のキラータイトルだった『モンハン3』の約1ヶ月後に本体値下げをしている時点でおかしい。秋に値下げをして、年末の『FF13』までのお膳立てを整えたSCEとは真逆の姿勢。値下げする準備はできていたわけで、何故しなかったのか。なるべくしたくないという気持ちが、ここでWiiを盛り上げなければという気持ちを上回ったわけでしょ。何の言い訳もあり得ない。キラータイトルをどう扱うかは、みんなが注目します。『モンハン3』はある意味(Wiiのサードパーティ動向への)とどめでしたね。

ゲーム業界では開発に時間がかかるため、結果が表にあらわれるまで1年、2年かかります。データを見ると、HDTVの普及と共にPS3が伸びており、時間がPS3の味方をした結果に。


また広報面では、ゲーマー軽視の姿勢をいまだに改善できていないのが痛い。「万人向け」「誰でも遊べる」というポリシーは素晴らしいのですが、あらゆるタイトルの広報でそれを発揮されても、ね。

数百万人が楽しめるゲームもあれば、一方で届くべき人達に届けばいいというディープなタイトルもあっていい。それが多様性なわけで、わざわざ濃度の高いゲームを取り上げて、「遊びやすさ」への努力をアピールするのは、なんというか、「教義」の宣伝のためにタイトルを犠牲にしているように見えて、非常に残念。プラットフォームホルダー自らが多様性を殺しているという自覚を持ってないのが恐ろしい。

3DSについては、「外交」の改善で、サードパーティのタイトルが集まりそうだから、期待するゲーマーがいるだけであって、それは別に「任天堂に対する期待」ではない。そこを勘違いしないのが肝要。

今の任天堂に期待するゲーマーはいないですよ。古くからの任天堂ファンだけでしょ。実体はWiiのゲーマー向けタイトルに表れています。まー、プラットフォームホルダーとしての任天堂にとって、自社がゲーマーに支持される必要は無くて、そこはサードパーティで補えばいいんですけどね。

自社がどう見えているかについて、冷静な視点を持てるかどうか。資金力、ブランド、そして普及台数への期待感を持ってるんですから、冷静に割り切っていけば、そこまで差し手を間違えることはない。人口分布としても、マーケットとしても、ゲーマー層は減少しているのだから、そこを開拓するような非効率な真似は自社ではやらなくて良くて、他社に任せればいいわけですよ。

「僕、成功したいし、カジュアルユーザーからも、ゲーマーからも愛された~い♪ サードパーティの皆さんも、うちを見習ってね~」なんて夢想するから、半端な事になっちゃうわけで、「台数とユーザーを集めるのが我々の仕事。口うるさいゲーマーの皆さんのお相手は他社さんにお任せしますよ。古くからのファンは大切にしますが、思い出商法で」と割り切っちゃえば、Wiiだってここまで酷い事にはならなかった。

え、身も蓋もないって?
でもさ、任天堂の「気持ち」の問題は置いといて、実態としてはそうなっちゃってるじゃん。ゲーム機の歴史と共に歩んできたというプライドは、普及台数や売上で満たしつつ、企業として賢い戦略に割り切っていくべきでしょう。

自分の姿を鏡で一度見たほうがいい。DeNAやGREEのようなSNS企業のほうがまだ「自分が何者で、何で食っているか」について自覚的ですよ。まあ自覚ありすぎて「パチンコと同じ」なんてペラペラしゃべっちゃうあたりが彼らの幼さなんだけど。いや、うらやむべき若さなのかもしれないが。


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技術、海外、ソーシャルゲーム。

CEDEC関連の話題が色々と出てますが、講演ではスクウェアエニックス、カプコン、セガあたりが目立っていた印象ですね。

テーマとしては大きく3つ。
1つは「技術」。2つめは「海外」。3つめは「ソーシャルゲーム」。

大手企業では、エンジンの開発が当然になり、開発環境のブラッシュアップは大作ソフトにおいて必須項目となりました。また海外の共同開発の事例も、カプコンに続き、スクウェアエニックスでも本格化しているようで、大手企業にとって「海外との共同開発」は取り組むべき課題になりつつあるようですね。

もう1つは、SNS大手のDeNAとGREEがゲーム業界からの参入を強く呼びかけている点。今後、世界で戦っていくためにも、ゲーム業界からの人材雇用や、ゲーム会社のソーシャルゲーム参入は必須と捉えているようです。

ゲーム機メーカーからのメッセージが弱い昨今、プラットフォームホルダーの社長自らが率先して、参加を呼びかける光景は良い意味で若く、勢いがありますね。
現状、DeNAとGREEが世界進出できているかといえば、全然駄目ですが、意気込みはすさまじい。ウノウがZyngaに買収されたり、世界をめざしていたはてなから伊藤直也氏がGREEに移籍したり、色々な動きが顕在化していますが、ドメスティックなサービスが多かったWeb業界が変わりつつあるのを感じます。


はてなは最近人材の流出が著しいですが、より多くの一般の人達に使ってもらう事、海外への展開がさほどうまくいってないのが根本的な原因でしょう。描いたビジョンが実現できない時、一定の年齢に差し掛かったエンジニアは優秀であればあるほど、自らの可能性に再度賭けてみたくなるもの。

振り返れば、任天堂と組んだのがそもそも間違いだったように思います。無駄にリソースを使ってしまった印象です。任天堂がはてなをステップアップするパートナーとなったのか、リソースを消費し、可能性を狭める枷となったのか。結果が出ちゃったかな。

リソースの無駄遣いというのは、未来への投資ができなかったという意味です。人々のネットへの接続の仕方がPC、携帯電話(ガラケー)ときて、では次は携帯ゲーム機なのかスマートフォンなのかという結論が出てしまいました。

伊藤直也氏が自分のブログで書いているように、スマートフォン対応が大きな仕事になるようです。ネットサービスに関わる人間にとって、次の大きな変化がどこからやってくるかは重要な関心事。携帯ゲーム機からのインターネット接続はたいして浸透せず、そこに注力したのは結果論ですが、誤りでした。

まー、あの当時の「任天堂の勢い」を見て、冷静に判断する方が難しいのも事実・・・・。ネットサービスに関してまったくセンスのない(つか、やる気が無い)会社だという事を見抜けなかったのは痛かったですね。任天堂のネットサービスがいかに駄目かというのは・・・・ほら、Wiiチャンネルって、おぼえてる人まだいるんでしょうか? そんな化石もあったなあ、と懐かしく思います。

過去はきれいに忘れて3DSという未来に期待したいものです。
任天堂にネットサービスを期待している人はおらず、まずゲーム機として充実させるべき、というのがWiiの教訓でした。今のWii市場の惨状をみれば、プラットフォームホルダーとしての「責務」を放棄して、「道楽」に投資すればどうなるか、末路は明らかです。3DSは同じ轍を踏まないことを期待します。

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2010-09

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