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世界規模で進行するWiiの「引退」

国内市場では、サードパーティ製ソフトが減少し、マーケットの多様性が失われつつあるWiiですが、欧米においても同様の現象が進行しつつあるのかもしれません。


Wiiの不振によってアメリカのゲーム市場が4ヶ月連続で落ち込む
7月の北米マーケットはPS3とXbox360のソフト売上が増加し、ハード台数もXbox360が全機種でトップを記録。一方、Wiiはソフト売上が低下しています。アクティビジョンブリザード、エレクトロニックアーツ、テイクツー、いずれもすさまじい売上低下に見舞われています。

カジュアルユーザーが急速にゲーム離れを起こす一方で、コアゲーマー層がゲーム機を支えている構図が鮮明になっています。ではどうして、こういう現象が起きたのでしょうか? 理由は2つ考えられます。

カジュアルユーザーはゲームの難易度によらず、不景気が続けば出費を控えるようになりますし、今は無料のソーシャルゲームが拡大しています。友人と楽しむならWiiやDSが無くても、Facebookがある。何故わざわざお金を払ってまで、ゲームを買う必要があるのかと考えているのでしょう。

無論、Facebookでは、リアルの場におけるパーティを盛り上げることはできません。そういった役割はWii、そして任天堂タイトルの独壇場です。しかし友達と集まった時のパーティグッズであれば、それ以外のソフトを買う必要なんて無いのですね。ファーストパーティソフトは堅調でも、サードパーティソフトは売れなくなっていきます。


移ろいやすいユーザー層を相手にしていた以上、こういう結果もまた予想の範囲ではあるのでしょう。国内メーカーを振り返れば、賢明にもWii向けの案件をうまく減らしていました。無論PSPというリスクヘッジ先があったのも大きい。もし他に選択肢が無く、不安を抱えながらWiiで開発を続けていたら、国内メーカーは「Wiiショック」の被害で甚大なダメージを受けていたかもしれません。

勘違いしてほしくないのですが、別に任天堂マーケットが悪いというつもりはありません。ただ、多様化したマーケットで生き残っていくには、もはや普及台数にかかわらず、複数のプラットフォームでリスクヘッジしておく必要がある、ただそれだけです。米国ではXbox360、日欧ではPSフォーマットがリスクヘッジ先として機能しました。

今後さらにスマートフォン市場も、リスクヘッジ先として機能していくことでしょう。まー、任天堂としては、3DSでゲーム機市場を再統合したいと思っているのでしょうが、はたしてどうなることか。皆さん、「任天堂リスク」はDSとWiiでよく理解しましたからね。

独占率を高めていきたいだけで業界への投資を怠っているプラットフォームホルダーに盲従しても、中長期的な益は無いでしょうね。マーケットの多様化にあわせて、適応力を増していくべきです。Wiiのソフト市場がその良い証明になりました。

3DSでどのような施策で巻き返してくるか、非常に楽しみです。まさかあのE3の発表内容で、「任天堂のサードパーティ施策は改善し、万全になった。死角は無い」などと思い込んでいるとしたら、さすがに脳みそが沸いてますしね。

天空にいて、地上の営みに目が入らなければ、足元をすくわれる事もある。Wiiは良い教訓でした。大手の有名タイトルをかき集めればそれでオッケー、という安直な考えではないことを祈りたいものです。まー、E3は1つの試金石でしたかね。


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2010-08

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