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パッケージ屋さんがアクティビティーの重要性を実感するのは難しいよね。

夏商戦でソニーが好調、PS3本体は前年比4倍増!
サードパーティがこれからWii向けを増やしていく理由は無いし、PS3向けはいきなりドカッとではなくても、増やしていく理由はありますよね。

マイクロソフトが「Kinnectであと5年は戦える」と本当に言ったのかどうかは知りませんが、5年は無理としても、すぐに次世代機を投入する必要性は感じてないでしょう。ワールドワイドでXbox360に追いつき追い越せのPS3も同様です。稼働率についても、Xbox360はちょっと怪しい所もありますが、PS3は堅調に上げていけるでしょう。

Wiiが半ば「引退」を迎えている任天堂だけがハード刷新の必要に迫られています。とはいえ、3DSも立ち上げなければならない。すると「全世界No.1普及台数(笑」の稼働率が下がり、「死蔵」されていくのを耐えつつも、時間稼ぎをするほかない。

お盆とか年末に任天堂製パーティゲームで活性化するだけのマーケット。ゲームキューブとの違いは、普及した台数が多いこと。まあWiiチャンネルのようなネットワークサービスが1つの柱に育っていれば、最悪サードパーティのソフトが離れていっても、アクティビティーは低下しなかったんでしょうけど。とはいえ、あのサービス内容でそれを望むのは楽天的でしたが。

ソーシャルゲームの隆盛で、携帯SNSのPVがクレイジーなまでに上昇しており、その成長率に比べれば、WiiチャンネルだのPSNだのへの投資額が仮に数倍だったところで、焼け石に水。結果は大差なかったかもしれません。


まあ任天堂にとって、Wiiは最悪の最悪は捨ててもいいわけで、それよりも3DSが「生き残る」ことが重要。伸び続けるスマートフォンに対するスタンス。国内はガラケーが強いので、海外に比べれば、浸透速度は遅いはずで、その時間差の部分に3DSやPSP2がつけ込む隙間があります。

海外は据置ゲーム機のシェアがいまだに高いので、ネットワークサービスを構築して、防衛するのがベターかな。リビングに入り込むのは、アップルでさえ、ろくにできてないのですし。でもWiiでは大したサービスは作れない。Wiiを刷新するといっても、直近ではまず3DSも立ち上げなければいけない。

長期的には、3DSを前期末あたりに投入できなかったのが痛かったね、という分析になるのかもしれません。ゲーム機業界内部でいえば、ソニーもモタモタしてるから、そのペースで全然問題ないんだけどね。

パッケージなら売れちゃえばあとはどうでもいいけど、サービスとして考えるなら「アクティビティー」が重要ってのは、かなり前からわかってた事です。でも実感はなかなか湧いてこないものですよね。コアユーザーは熱狂的にパッケージを買い支えてくれているから、「大きな声」はパッケージ万歳になっちゃうし。

Wiiに関しては、ほんと、2年前の悪い予想以上に悪い結果になっちゃいました。ファンとしては悲しいですねー。


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まさかガラケーVS携帯ゲーム機だと思ってるやつはいないよな。(加筆)

[jp]モバゲータウンのオープンゲームの囲い込みが始まった!
ゲーム機戦争がすっかり落ち着いているのとは対照的に、モバゲーとグリーの「戦争」が本格的に始まってきたようです。


ゲーム業界にズンズン踏み込んでくるソーシャルメディア

ネット業界のSAPの囲い込み戦争に留まらず、ゲーム会社のコンテンツを自陣営に引き込むべく、営業活動を精力的に続けているほか、ネット業界でもゲームコンテンツに目をつけて権利を取得する動きが出ており、『モンハン アイルー村』や『ペルソナ3』がモバゲーに、『サカつく』や『リッジレーサー』がグリーに、と続々タイトルが流入しています。

『怪盗ロワイヤル』でファミ通スペシャルアイテムをゲットせよ!
部数低迷で苦しむファミ通もソーシャルゲームの景気の良さにひかれたか、こんなタイアップも始めたようです。これが例外ではなく、始まりになるのでしょう。ゲーム機業界のメディアも今や景気の良いソーシャルゲーム業界からお金を取ってこようと必死です。

『怪盗ロワイヤル』が面白いゲームかどうかは問題ではなく、ゲーム雑誌にお金を落としてくれるかどうかが重要です。グリーのオープン化に際して、グリーの田中社長がファミ通に登場したの事といい、ソーシャルメディア各社はゲーム業界にズンズン足を踏み入れてきます。実はグリーはCESAにも加盟したのですよね。


縮小するゲーム機業界

ゲーム機業界の不景気は3DSで吹き飛ばせる状況にはなく、となると金の出る方向へ流れていくのは必然であって、例えばGMOが主催した「アプリやろうぜ」の参加チームには、小規模のゲーム会社がわんさか集まっています。

ソニーもマイクロソフトも、当面は次世代据置機を投入する気配はありません。ゲーム機への投資は巨額すぎて5年スパンでは耐えられません。仮にWii次世代機が出たところで、その性能は(Wiiと同じような筐体サイズで設計するなら)たかが知れています。HD機への移行はようやく進んでいます。

Wiiはサードパーティ市場を形成できず、最大普及プラットフォームのDSも市場が縮んでいます。PSPは活況ですが、Wiiリスクを回避する意味でタイトルが増えたという見方が妥当でしょう。では3DSが希望の星かといえば、開発費が高騰するため、総タイトル数は絞り込まざるを得ません。

こうした状況を把握しているのかいないのか。ゲーム機ベンダ各社はこれといった投資施策を行わず、ゲーム機業界は縮小が進んでいます。それは天空にいるハードメーカーにとって「無縁」の出来事なのかもしれません。本当に無縁なら良かったのですが。

Wiiという巨大な天空のお城の下からはサードパーティは逃げ出していきました。2年前に手を打てていれば・・・・とは今さら言っても仕方ありませんが、当時から「外交」施策を批判してきたうちのブログとしては残念でなりません。


ガラケーの時代はじきに終わる

国内のソーシャルプラットフォーム各社がゲーム会社を引き込もうとしているのは、競争の激化によってユーザーの求める水準が上がっていくのを想定して。またゲーム機市場から売上やユーザーを奪うことも当然狙っています。携帯電話で満足のいくゲームが遊べるかと思う人はいるでしょうし、ネットのブログやソーシャルブックマークでは「声の大きな少数派」が喚くことでしょう。

DeNA、驚異の急成長、上期売上高500億円に 「グローバルナンバーワン」目指す
しかしソーシャルゲームの売上の伸びは誰の目にも明らかです。携帯電話で十分というお客さんは存在しているでしょう。そしてやがて、ゲーム世代の年齢が上昇して、据置ゲーム機から携帯ゲーム機へのシフトが起きたように、次の変化が起きるのかどうか。

無論、DSやPSPのような携帯ゲーム機からガラケーに大移動するかといえば、それはあり得ない。しかしスマートフォンはどうでしょう? ソーシャルメディア各社はスマートフォン対応と海外展開を精力的に推進しており、スマートフォン普及期に備えています。

ソーシャルゲームも、貧弱なFlash Liteと携帯Webで構成された物ばかりではなく、携帯ゲーム機と同水準の物が作れるようになります。すでにFacebookのソーシャルゲームでは、iPhone版も提供するのは当然の流れが出来つつあり、ソーシャルメディアのスマートフォン化にあわせてソーシャルゲームのスマートフォン化も進んでいます。日本も時間の問題でしょう。

それは10年先の近未来の出来事でしょうか、あるいは5年後の未来でしょうか。いえ、そこまで時間は掛からない。2年もすれば、状況は大きく変わっているはずです。

ユーザーの年齢が上昇し、携帯電話=スマートフォンと携帯ゲーム機を両方持ち歩く面倒くささが勝った時、携帯電話と携帯ゲーム機を両方買うだけの価値を見いだせなくなった時、孤独にゲームを遊ぶスタイルから常時接続ネットワークによるコミュニケーションに移行した時、どのような変化が起きるのか。


ゲーム機メーカーは時間稼ぎ以外の策を持たず・・・・

対スマートフォンは、次世代の携帯ゲーム機における大きな課題です。3DSは「発明家」らしい良い回答でした。しかし同時に、誰もが理解していると思いますが、ただの時間稼ぎでしかない。Wiiにおけるリモコンがそうであったように。

まさか「ゲームは2Dから3DCGへ進化してきた。3D表示の導入でゲームはさらに進化進化進化。これから10年は戦えるぅぅぅぅぅぅ」などと夢想している人は1人もいないでしょう。今この瞬間、「体感ゲームはゲームの次なる進化の道標。これから10年は戦えるぅぅぅぅぅぅ」などと発言したら、失笑を買うのと同じ事です。

そして時間は携帯ゲーム機ではなく、スマートフォンの味方です。時間がWiiではなく、PS3の味方だったように。3DSは、DSの市場を引き継ぎつつ、3D表示の新規性で、かなりの台数が売れるでしょう。そして勢いのあるうちに「王国」を築き上げられれば・・・・。Wiiではできなかった事ですが、今回はできるでしょうか。


あら?と思うが、まあ今のDSマーケットなら納得かな。

やはりこうなってしまったね、ラブプラス+とストパン限定版がワゴン化決定!
あらら~、仕入れすぎたようですね。
6月24日発売で、初週11万9187本。その後のデータをみると15万9429本まで伸びてますが、前作のじわ売れからすると物足りない数字。

まー、前作をネタで買っただけの人は今回は買わないし、数ヶ月プレイしてさすがに飽きた人もいるんでしょうね。こんなものでは。

PSP『初音ミク Project DIVA 2nd』は初週24.1万本!
ゲーム週販ランキング、初音ミクとか言うPSPのゲームが30万本突破  どや?
『初音ミク』は初週売上が絶好調で、現在では30万本突破。PSPも今は勢いがありますし、素直な伸び。初音ミクは女性ユーザーも購入しますからね、粘り強いファン層を期待できます。

そういえば、少し前にゼノブレイドがゼノサーガの売上を越えた、という書き込みをした人がいたのですが、少し古いとはいえ、発売から1ヶ月以上経ってるデータで12万本。ちなみにゼノサーガのエピソード3は累計18万本以上なんですが、ちょっと不思議なご意見でしたね。

まあもしかすると、任天堂プッシュで過剰入荷したものがじわ売れ(笑で消化された・・・・というような「風の噂の噂」があるのかもしれませんね。たぶんこの世の中には、「Wiiでサードパーティソフトが売れまくった」とか「Wiiでゲーマー向けタイトルが売れまくった」という風の噂の噂もあるんでしょうね。

途中で『モナド』から『ゼノブレイド』にタイトル変更された点やあのハイセンスなCMといい、ネタという点では非常に面白いゲームでした。惜しむらくは、ネット上のレビューや感想を見ても、色々なソフトの良い所取りをした以上の評価が見えてこないことですね。


世界規模で進行するWiiの「引退」

国内市場では、サードパーティ製ソフトが減少し、マーケットの多様性が失われつつあるWiiですが、欧米においても同様の現象が進行しつつあるのかもしれません。


Wiiの不振によってアメリカのゲーム市場が4ヶ月連続で落ち込む
7月の北米マーケットはPS3とXbox360のソフト売上が増加し、ハード台数もXbox360が全機種でトップを記録。一方、Wiiはソフト売上が低下しています。アクティビジョンブリザード、エレクトロニックアーツ、テイクツー、いずれもすさまじい売上低下に見舞われています。

カジュアルユーザーが急速にゲーム離れを起こす一方で、コアゲーマー層がゲーム機を支えている構図が鮮明になっています。ではどうして、こういう現象が起きたのでしょうか? 理由は2つ考えられます。

カジュアルユーザーはゲームの難易度によらず、不景気が続けば出費を控えるようになりますし、今は無料のソーシャルゲームが拡大しています。友人と楽しむならWiiやDSが無くても、Facebookがある。何故わざわざお金を払ってまで、ゲームを買う必要があるのかと考えているのでしょう。

無論、Facebookでは、リアルの場におけるパーティを盛り上げることはできません。そういった役割はWii、そして任天堂タイトルの独壇場です。しかし友達と集まった時のパーティグッズであれば、それ以外のソフトを買う必要なんて無いのですね。ファーストパーティソフトは堅調でも、サードパーティソフトは売れなくなっていきます。


移ろいやすいユーザー層を相手にしていた以上、こういう結果もまた予想の範囲ではあるのでしょう。国内メーカーを振り返れば、賢明にもWii向けの案件をうまく減らしていました。無論PSPというリスクヘッジ先があったのも大きい。もし他に選択肢が無く、不安を抱えながらWiiで開発を続けていたら、国内メーカーは「Wiiショック」の被害で甚大なダメージを受けていたかもしれません。

勘違いしてほしくないのですが、別に任天堂マーケットが悪いというつもりはありません。ただ、多様化したマーケットで生き残っていくには、もはや普及台数にかかわらず、複数のプラットフォームでリスクヘッジしておく必要がある、ただそれだけです。米国ではXbox360、日欧ではPSフォーマットがリスクヘッジ先として機能しました。

今後さらにスマートフォン市場も、リスクヘッジ先として機能していくことでしょう。まー、任天堂としては、3DSでゲーム機市場を再統合したいと思っているのでしょうが、はたしてどうなることか。皆さん、「任天堂リスク」はDSとWiiでよく理解しましたからね。

独占率を高めていきたいだけで業界への投資を怠っているプラットフォームホルダーに盲従しても、中長期的な益は無いでしょうね。マーケットの多様化にあわせて、適応力を増していくべきです。Wiiのソフト市場がその良い証明になりました。

3DSでどのような施策で巻き返してくるか、非常に楽しみです。まさかあのE3の発表内容で、「任天堂のサードパーティ施策は改善し、万全になった。死角は無い」などと思い込んでいるとしたら、さすがに脳みそが沸いてますしね。

天空にいて、地上の営みに目が入らなければ、足元をすくわれる事もある。Wiiは良い教訓でした。大手の有名タイトルをかき集めればそれでオッケー、という安直な考えではないことを祈りたいものです。まー、E3は1つの試金石でしたかね。


発明家の天敵は「自家中毒」、営業マンの天敵は「頭の悪い上司」、エンジニアの天敵は「ビジョンの無い経営陣」という事かな。

以前、任天堂を「発明家」、SCEを「営業マン」にたとえた事がありますが、それぞれ組織の問題点が露呈していて興味深いですね。

任天堂の歴史を振り返っても、任天堂が駄目になる時というのは、他社要因よりもむしろ自爆行為のほうがリスク要因になっています。かつてのN64、そしてWiiに共通するのは、サードパーティ政策の失敗です。

直接的な原因は異なるものの、10年以上経って、結局同じような失敗を繰り返しているのは、経営者の性格や資質以前に、もう何というか、組織文化に根ざした要因といわざるを得ません。永遠に治らない病みたいなもんでしょう。組織体質なのだから。

SCEの変調はPS2以降で、久多良木氏の半導体戦略、ソニー本体からの「変な期待」、そして本体からの人材の流入によって、ゲーム機ベンダーのくせにゲーム事業以外の都合で方針を決める企業になっていきました。成功に気をよくして、上司から無理難題を押し付けられ、成功要因を自分で潰してしまったのですね。

マイクロソフトが不幸なのは、XBOX LIVEという先進的なゲーミング・ネットワークを構築し、一定の成功をおさめたにもかかわらず、そのコアなゲーマーコミュニティを自社の戦略のなかで生かすことができず、Vistaが失敗し、対グーグルの戦略をまとめきれないまま、時間だけが浪費されてしまいました。

ゲーム事業を推進してきた幹部はマイクロソフトを離れ、いまやWebにおけるマイクロソフトは「若きグーグルから挑まれる巨人」ではなく、「かつて覇者グーグルから挑戦を受けた老いた恐竜」に落ちぶれています。Webの向こう側かこちら側かという議論はもはや過去のものです。

Webはすでにグーグルのようなエンジンドリブンの企業とFacebookやTwitterのようなソーシャルネットワークを囲い込んだ企業が対立する構図です。


こう思う人はいるでしょう、ならばXBOX LIVEだ、あれこそコミュニティだと。その通りです。しかしマイクロソフトはそれを活かそうとはしてません。経営陣の愚かさによって、先駆者の先行利益は徐々に目減りしており、その間にもiphoneにおけるOpen FeintやPlayStation Networkといった劣化クローンサービスが成長しています。

任天堂はWiiチャンネルという「迷走」の末に、トップシェアにもかかわらず、コミュニティ戦略で出遅れてしまいました。Wiiはサードパーティ離れの問題が深刻化しており、Wiiチャンネルという実験的なサービスは誰の関心も集めなくなり、ネットワーク戦略を立て直す余裕はなくなってしまいました。ユーザが求めるのはゲームであって、お茶の間用のしょぼい映像ライブラリではありません。

PSNはゲーマーネットワークとしての機能はまだまだXBOX LIVEに劣りますが、ソニーがやってるだけあって、映像コンテンツの購入など、ゲーム以外のサービスは充実しています。そういう意味では、より広いゲーマー層に対して適度な娯楽を提供しているとも言えるでしょう。


ではこれからどうなるか。

3DSやPSP次世代機といった新しい話題はありつつも、開発費の安い携帯機と高い据置機という図式が崩れることで、ゲーム機業界はビジネス的にさらに煮詰まっていくことでしょう。3DSはDSほどの普及が見込めるかどうかは未知数で、開発のしきいが高くなる分、参入が減って、業界の活性化はそこまで期待できません。悪いものではありませんが、縮小という未来を激変させるものではありません。

「パッケージビジネス VS デジタルコンテンツやフリーモデル」という図式がますます明確になり、「ソーシャルゲームにカジュアル層が奪われていく」現象が進行しています。ゲーム機業界の内部の競争よりも、ゲーム機とそれ以外の競争の方が深刻な問題になっています。

ゲーム機ベンダに求められているのは、競合するゲーム機会社との差別化でも、優位性のアピールでもなく、「ゲーム機」ビジネスはまだまだこれからも成長していける、という明るい未来を提示することです。それができなければ、地崩れする大地の上で争っているだけになります。

携帯機に3D表示がつきました。
→それで1年は保つかもしれませんね。
 で、その後は?

携帯機に携帯電話の機能がつくかもしれません。
 →それはとても画期的ですね。
 今頃そうなっても、スマートフォンと何が違うんでしょうか?

XBOX LIVEとマイクロソフトの技術は世界一ィィィィィィィィ!
 →はいはい、良くできました。

かつて中原だった地域は荒廃が進み、「蛮族」が「辺境」から襲ってくる。これからは再び「諸王」の時代が始まるのでしょうね。この時代を辛く苦しいと感じるか、面白くなってきたと楽しめるかは人それぞれでしょう。

2年前の夏になにがあったか、ですかねえ。

購入したいゲーム機1位は「PS3」、4位には「iPad」も
なかなか面白いアンケート結果ですね。
まあ母集団しだいで結果なんて簡単に変わりますが。

Wiiが女性のほうが購買意欲が高く、PS3が男性のほうが意欲が旺盛なのは納得できますね。3DSも現時点の情報では男性のほうがずっと購入意欲が高いようです。現状のラインナップや機能からは、それも当然でしょうね。

引退世代機Wiiは夏休みでも盛り上がりに欠けつつあり、普及台数では大きく劣るものの、現在形での注目ハードがPS3なのは確か。まあ、でも、もうひと押しほしいですよね、PS3。本当は。

『戦国BASARA3』もPS3版だけで累計30万本突破して、Wiiに特化して大失敗した『戦国無双3』との明暗が浮き彫りになりました。愚かという他ない選択でしたね。みすみすフォロワーにお客を奪われてしまった。完全な自滅。カプコンは祝杯を挙げていることでしょう。コーエーが勝手に転んでくれたんだから。


ゲーム開発に2年かかるとすると、このサードパーティのWii離れは2年前の夏に、その兆候が起きていたわけです。2008年夏といえば、『零』のWii版が出た頃ですね。あの当時、すでにWii市場でゲーマー向けタイトルが弱いという指摘はあったわけです。うちのブログでも、Wii市場の問題点を強く指摘し始めた時期です。

あの頃は有象無象のノイジーな意見、熱狂的な意見が書き込まれていたけれども、結局どうなったか。答えはもう誰の目にも明らかです。

ゲーマーの心を理解しないやり方ではどうなるか。
サードパーティの不満を無視していればどうなるか。

色々と書いてきたわけですけど、結局これといった対策が打たれることなく、ここまで来てしまいました。危機感薄かったですよね、ホント。3DSでは「外交」面での改善が見られる分、少しは期待しています。

でもまだまだ危機感薄いなーと思います。
ソニーが怖いわけでも、マイクロソフトが怖いわけでもありませんが、ゲーム機ビジネス、そしてパッケージビジネスという土台が揺らいでいる状況ですから。


産業の衰退と台頭というか。なんというか。

Zyngaがウノウを買収。買収金額は数十億か
世界一のソーシャルゲーム企業であるZyngaが、「フォト蔵」の運営等で知られるネットベンチャーのウノウを数十億円で買収したようです。今朝からネット業界では大騒ぎの模様で、何とも夢のある話ですね。『まちつく』1本が300万人を突破しているだけで、ここまでの値がつくあたり、海外の金銭感覚の違いを感じます。

しかしあれだ、日本のベンチャーキャピタルがどうのこうのという議論をすっ飛ばして、1桁違う感覚をもった海外勢が日本の優秀なベンチャーを買い漁り始めましたね。この2~3年ほどで状況が変わりつつあるのは確かで、ネットサービスにおいては本当の意味で地域差がなくなりつつあります。

Web1.0とか2.0とか言われていた時代は、海外で流行ったWebサービスを日本に持ってくる戦略が有効でした。英語圏のサービスが各地域にローカライズされて普及するまでに時間が掛かったからです。はてなあたりは、この辺が上手かった。いわゆる「タイムマシン経営」というやつですが、それが通用しなくなってきました。

YouTube、Twitterは日本で普及しました。特にTwitterは対抗する独自サービスも見あたらない状況です。Facebookが日本でどの程度伸びてくるかはわかりませんが、世界のほとんどの地域でローカルSNSを逆転しています。
FacebookがローカルSNSを逆転する時

海外のサービスがどんどん日本のサービスを駆逐していくというのは脅威ではあるけれども、一方で日本のベンチャーにとってみれば、海外に買われるというチャンスも増えていくので、ただの悲観論でも、楽観論でもなく、冷静にこの環境変化に適応できた所が勝ち残っていくんでしょう。

まー、ソーシャルゲームも勝敗の差が大きくなってきて、そうなると「バブルは終わった」的な発言もちらほら見受けられるわけですけど、なんつーか国内オンリーで小銭のやりとりに終始している視野で考えちゃうから、そんな話になってしまうのでは・・・・。


GoogleがZynga出資に続き,中堅ゲームデベロッパーSlide社を買収。Google Gamesへの布石か
グーグルのソーシャルゲーム企業への投資が続いていて、Facebook対抗のGoogle Gamesのローンチはほぼ確定事項のように語られ始めてますね。グーグルがゲームに乗り出してくることは、以前から指摘しているとおりですが、その土俵に引っ張り出したのは任天堂、ソニー、マイクロソフトではなく、アップルでさえなく、Facebookだったわけですね。

1つ前の記事で書いたように、ソニーはアップル的な戦略が向いているので、この祭りには直接関わらないのが賢明でしょう。問題はマイクロソフトですね。グーグル対マイクロソフトという構図も過去のものとなり、「かつてライバル扱いしてもらえていた企業」になりつつある中、ゲーム事業をどうしていくつもりなのか。

Xbox360は前半戦こそがんばっていたものの、世界シェアでPS3に抜かれるのは時間の問題で、携帯ゲーム機でのシェアはゼロ。ゲーム事業を育ててきたリーダーも離脱するに至って、ゲーム機事業に対する意欲減はだれの目にも明らか。本当はFacebook、Google Gamesに対抗する第三極を立ち上げるべきなんだけど、その気配も無し。

かといって、あのハードウェアデザインや設計能力の低さでは、アップルやソニーのような立ち位置も無理。Xbox360の次世代機を出す気あるの?というあたりから、微妙ですからねえ。XBOX LIVEをどう伸ばしていくつもりなのか、いまだにビジョンが見えてきません。ただの「集金箱」で終わらせていいのか。


任天堂については、ソニーやマイクロソフトとは異なる土俵を選んできた以上、スマートフォンとも異なる土俵を選ぶのは自然な選択で、3DSがスマートフォントの差別化を図ってきたのも納得です。任天堂自身は優秀な開発も抱えているし、従来のビジネスを維持(あるいは少し縮小)するには特に困らないでしょう。

問題は、これまでは直接的に競合してこなかった企業が一応「ゲーム」と名のつく領域に乗り出してきたことです。国内だけ見れば、ただの一過性のバブルという認識もありですが、ワールドワイドで俯瞰してみれば、ちょっとそういう情勢ではない。

開発費高騰で行き詰まり、アイデア重視開発もDSで盛り上がりかけて、Wiiでは完全沈静化し、3DSはいよいよ据置機並みの開発費に達する、というゲーム業界に対して、もっと若くて少なくとも勢いだけはあるソーシャルゲーム業界が急速に台頭している。そこと違う土俵を選ぶのは選択肢だけど、では「ゲーム業界」全体が地盤沈下していく中でどういった投資と戦略でいくのか。

よそは勝手についてくればいいという方針が全然駄目なのはWiiでハッキリしました。3DSではその反省も見られます。でもあのラインナップで、何を期待するの? 縮退したゲーム業界の現状がそのまま出ちゃってますよね? 看板タイトルをリストに並べさせるだけじゃ、昔からゲーム機についてきたお客さん以外は引きつけられないし、任天堂自身もふくめて看板タイトルの制作や過去のフランチャイズの制作にパワーを取られてしまう。

3Dそのものへの期待感は期間限定。
で、その先は?

通信機能を強化すると言ってもスマートフォンには到底及ばない。本体価格もおそらく上昇傾向は続くでしょう(新しいモデルが出る度に携帯機の価格帯が上昇)。任天堂は「その先」をどう考えているか。それが見えてこない限り、各社とも短期的な売上のために3DSをやるという事になるわけですよ。

コンシューマーゲーム機のビジネスに新しい展望が見いだせないなら、スマートフォンやソーシャルへの部分的な投資を徐々に拡大しながら、将来そちらへ離脱・・・・は大げさにしても、重心シフトできるようにリスク分散を進めるという話になる。

スマートフォンとは異なる土俵を作るのはいいけど、その土俵は毎回毎回リセットされてしまう「任天堂と小判鮫」の土俵なのか、それとも5年後、10年後、はたまた20年後も続いていく道なのか。それを示すのがリーダーには必要なんです。天空の城はそりゃ、直接的には、地上の苦労や災害の影響は受けないかもしれませんが、最終的には影響が出てきちゃうってのは「Wiiの教訓」なんじゃないでしょうか。


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2010-08

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