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アラが気にならないか、気になるか。

『Angel Beats!』の批判が多いという事象に対して。
作品の粗については、Keyのゲームはもともとそういう部分をはらんでいるし、客観的に見てしまうとグロテスクなまでのご都合展開も平然と行われます。

エロゲー批評空間:ccharaさんの「CLANNAD」の感想
その一方で、主人公グループ以外にも等しく人生があり青春があるのに
>しばしば主人公グループ以外の人生や青春についてはないがしろにする傾向が見られる
こうした欠点をしばしば指摘されながらも、Key作品=強引なまでの感動発生装置は、強固な信者を多数抱え込むほどの支持を獲得してきました。それは欠点を補って余りある、瑕疵など気にならぬほどの感動を与え続けてきたという事です。Key作品は主観的な没入感で進行するノベルゲームというメディアの特性とうまくマッチしたのでしょう。

しかし客観的な視点で進行し、連続プレイが可能なゲームと違って体験が週単位でぶつ切りになってしまうアニメでは、欠点のほうが目立ってしまったのかもしれません。ライターがアニメの尺に慣れてない事も一因なのでしょうね。


東浩紀のAngelBeats!について考察
僕はこの記事ほどメタ的な視点に立って、細部をあえて無視して、高評価をくだす気にはさすがになれません。

・・・・が、MAD世界という表現は言い得て妙だし、「AB!は好きなキャラいない」というつぶやきに妙に共感してしまいました。一番の問題は「好きなキャラいない」事なのかもしれない。歌はいいのに。

好きな物をぶち込むのは良いことだし、見てきた物をまとめて放り込むのも良いことだろうけど、『エヴァ』みたいに昇華してるならともかく、見たことのある映像を切り貼ったような印象が拭えない。ただ、まぁ、2010年の今となっては、YouTubeやニコ動で毎日切り貼ったような映像ばかりを見て過ごしている人も多いわけだけど。かくいう僕も、MAD映像の視聴時間のほうがすでに長い。

MADの粗を気にしてどうする、とも思うが、鳴り物入りの前評判だった作品でしたからね。


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2010-06

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