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「無料」が今年のキーワードなのかねえ

1つ1つの現象自体は以前からあったものの、ゲーム業界内で大きな問題として言及され始めている、という意味で、「無料」が今年前半のキーワードなのかもしれませんね。

イシイ ジロウさん、『428 ~封鎖された渋谷で~』がニコニコ動画の実況プレイ動画で10万回以上再生されている事に困惑する

ノベルゲームの場合、プレイ動画をアップされてしまうと、ゲームを買わずに動画だけで楽しむユーザーが多いのではないか、という懸念は確かにありますね。物語全編をアップロードしている人は、悪意をもっているのでしょうか? いえ、自分は「応援」「広報」しているのだと、無邪気に誇っている人もいるようです。秀逸なレビューを掲載しているようなブログでも、「数年前のゲームは入手にくいのだから、プレイ動画で楽しまれる方が作り手も幸せなはずだ」などと書いている例もあります。

もはや、いいか悪いかという判断は超えたところで、変化は進行しているのでしょう。
マジコンの一般層への浸透、プレイ動画の無邪気なアップロードといった負の現象が顕在化しつつある一方で、無料体験版の配信拡大や、『フリー』戦略、無料のソーシャルゲームの浸透など、新しい可能性も見いだされています。

違法コピーの問題点を啓蒙していくのは、大企業を筆頭に、業界的に推進していく必要がありますが、「無料」という言葉にアレルギーを持つことなく、未来の可能性についても真摯に向かい合いたいですね。かつてゲーム大手各社は「中古」に対して激しいアレルギーを起こし、結果として流通との落とし所を作り出すことを放棄して、裁判で負けて大きなリスクを抱え込みました。

「無料」の秘めるリスクと「無料」の秘める可能性の双方を認識したうえで、冷静に変化に対応していきたいものです。違法コピーの問題点を啓蒙する一方で、プレイしなければ価値がわからない商品をプレイせずに買ってもらう非常識を改善していくべきですね。

そういう努力を怠ったプラットフォームの現状は、寒々しい限りです。


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2010-05

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