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4ヶ月間の恥ずかしさ炸裂 『刀語カタナガタリ 第5話 賊刀・鎧』

刀語カタナガタリ 第5話 賊刀・鎧西尾維新

「おれの女に、手を出すな」

無刀の剣士である鑢七花(やすり・しちか)と、頭がいいというより度胸がいいだけの幕府の奇策士・とがめのバカップル道中記も、いよいよ中盤4冊に突入!

最初の舞台は九州。
九州といえば活火山、どこを掘っても温泉がわく土地。となれば、今回のハイライトは温泉宿での七花ととがめの混浴シーン。時代劇の華といえば、やっぱり入浴シーンですよ!

しかし最大のハイライトは、2巻で予告されたイベント。
とがめが、気合いを入れる掛け声は『ちぇりお』ではなく『ちぇすと』なのだと、知ってしまう場面。これまで4ヶ月にわたって、いったい何回、七花のことを『ちぇりお』と殴ってきたことか。
「『ちぇりお』ってなんだ」
「ん? ああ」
「あれはわたしの口癖だ」
「ふうん。どういう意味なんだ? あんまり日本語っぽくないけど」
「やれやれ、島育ちは本当にものを知らぬなあ。れっきとした日本語だぞ? 『ちぇりお』というのは、九州のな、薩摩藩辺りで流行している、気合を入れるための掛け声だ。これは方言と言うより、むしろ文化かな。別にわたしは九州とゆかりがあるというわけではないのだけれど、『ちぇりお』なんて、気合を入れる掛け声の割になんだか発音が可愛いであろう。そう言えばそなたの前で言うのは初めてだったかもしれぬが、まあ、だから割と多用しておるのだ」
「なるほど。薩摩藩でねえ」
「そうだ。わたしの個性がよく出ている」
予告どおり、「原稿用紙換算十枚以上に及ぶ照れ照れでいやーんな反応」が炸裂する。

数え切れない恥!
無数の無数の恥!
恥の上塗りの上塗り!

恥ずかしがって身もだえする彼女の醜態にぞんぶんに萌えていただきたい。今回はそれだけの話。
真庭忍軍の頭領?
尾張の否定姫?
新キャラ続々?
そんなもの知らんのですよ。


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