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夢を守り抜く戦いの物語 『ムシウタ』

ムシウタ 01.夢みる蛍岩井恭平

ハルヒの成功が影響したのか、スニーカー文庫の作品が続々アニメ化されている。『ムシウタ』と『レンタルマギカ』のアニメ化が発表されたばかり。せっかくなので、『薔薇のマリア』もアニメ化してくれないかな。せめてゲーム化を。他の作品は普通のノベルゲームになりそうだけど、これは面白い3Dダンジョンゲームを作れそう。

さて、ボクのゴールデンウィーク中のメインディッシュが『ムシウタ』。本編1~8巻と『bug』シリーズ1~5巻の計13巻。巻数が多く、登場キャラクターも多い。謎も多い。本編と過去編の2つの時間軸で物語を楽しむこともできる。スケールの大きなシリーズである。

人間の夢を食らうかわりに、宿主に超常的な力を与える”虫”が現れて10年。主人公の薬屋大介は通学途中に、不思議な雰囲気の少女と出会う。二人はひと目見て、お互いに惹かれあっていた。

しかし少女・詩歌は”虫憑き”を捕らえる国家機関「特別環境保全事務局」、通称「特環」から追われていた。それというのも、彼女が”ふゆほたる”と呼ばれる、最高位の虫憑きの1人だからだ。

「特環」最強のエージェント”かっこう”が彼女を追い詰める。さらに、彼女のもつ強大な力を狙って、他の勢力も動き始める。特環に反攻している組織”むしばね”、謎の勢力を率いる”ハルキヨ”。
3つの組織が武力で衝突する!
抗争に巻き込まれた詩歌と大介の恋愛の行方は?

このシリーズの魅力は何と言っても、シビアな状況を抗いぬくシリアスなキャラクターにある。お気に入りのキャラクターが見つかれば、ズブズブとのめり込んで、読むのをやめられないはず。個人的には4巻から登場する、最強の脇役・茶深が一番好きです。他の人はだれが好きなのかな?
「おまえの夢は、なんだ?」
「わたしの夢は、わたしが居てもいい場所を見つけること……」
「おれの夢と、似てるな」
「そうなの?」
「ああ」
「それなら、わたしの夢をあげるね。わたしの夢はもうなくなっちゃうから……だから、きみの夢のそばにわたしの夢も置いてあげて。いつかきみの夢が叶ったら、わたしの夢を思い出してあげて。だから、きみはぜったいに夢をあきらめないでね」

(注:地の文を省略しています)

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テーマ:ライトノベル - ジャンル:小説・文学

タグ:岩井恭平  ムシウタ  

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